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ふぁんろーど 1982年1月号
書誌情報
- ［編集］（株）銀英社
- ［発行］ラポート（株）
- ［発行日］1982/01/01
- ［発売日］1981/12/15
- ［雑誌コード］07829-1
- ［PAGE］144
- ［価格］430円
巻頭特集：「ひとめ素子に・・・」SF界のプリンセス新井素子ちゃん登場！！
- 誌上初の新井素子特集が組まれた。
- 伊達竜介の投稿（P.24）に誌上初めて「素子姫」の呼称が登場。
特別フロク「新井素子サイン入り年賀状」
新井素子さんによるカモノハシイラスト入り自筆年賀状。新井素子ポートレート（眼鏡なし）が印刷されている。
写真：新井素子秘蔵アルバム（P.12）
カモノハシのぬいぐるみを持った新井素子さんや、ご家族と一緒の成人式の時の写真など。
「新井素子ちゃん物語 Part1」（P.13）
- 【小見出し1】幼稚園からの脱走者！？
- 【小見出し2】小四で原稿用紙にかき始める
新井素子さんの半生をインタビューを交えてレポート。「その日 一人の少女ためにSF界は震撼した」というイラストは『リングにかけろ』のパロディです。
新井素子インタビュー：「新井素子さんとお・は・な・ししちゃったぁ」（P.14〜16）
1981年11月5日に自宅にて行われたインタビュー。
「いつか猫になる日まで」のハンバーガーはロッテリアのもの。作中に出てくる空き地は、ロッテリアが建つ前にあった空き地のイメージ、とのこと。
「新井素子ちゃん物語 Part2」（P.17）
- 【小見出し1】星さんに出会って…
- 【小見出し2】そして、デビュー！
「表紙を開けて 新井素子♥本だーらんど」（P.18,19）
内容は、新井素子さんの著作紹介(下記参照）、お話の自筆設計図の公開、作品リスト（執筆順）です。
- 『あたしの中の……』（奇想天外社）
- 『グリーン・レクイエム』（奇想天外社）
- 『ひとめあなたに…』（双葉社フタバノベルズ））
- 『いつか猫になる日まで』（集英社コバルト文庫）
- 『星へ行く船』（集英社コバルト文庫）
- 『あたしの中の……』（集英社コバルト文庫）
「エンサイクロペディア・モトコニカ」（P.20,21）
- 【メモ1】「いつか猫になる日まで」の宇宙船はそのまま絵にするとサケ缶。
- 【メモ2】キャラクターの名字は、大、森、村、黒、木、山、崎の組みあわせ。
「新井素子にQuestion20+1」（P.20〜23）
- 好きな本は「鏡の国のアリス」と「狼男だよ」。
- 好きな作家は星新一、平井和正、詩人の萩原朔太郎。
- 最近見た映画では「007 ユア・アイズ・オンリー」がおもしろかった。
- ナメクジが嫌い。
- 仕事中のBGMは松任谷由実とサザンオールスターズ。
- 趣味は千羽ヅルを折ること。3日で千羽折れるとのこと。
「ファンの人にも聞いてみよう」（P.22,23）
新井素子ファンクラブ「宇宙魚」の3人による座談会。参加者は、高松聡、永野稔夫、有賀康夫（以上、AMFC「宇宙魚」）、千葉暁（アニメ同人「ミディア」）。
他に「どんきほ〜て」が紹介されている。
ファンクラブ紹介（P.23）
AMFC（＝どんきほ〜て）と「宇宙魚」が紹介されている。
「どんなとこでも新井素子」（P.24）
新井素子さんが取り上げられた新聞記事を紹介。
- 毎日新聞 S53.1.22「奇想天外新人賞」
- サンケイ新聞 S56.9.2「とび出すキャンパスギャル５人」第５回
- 朝日新聞 S56.9.9「'81 新人・旧人」
- 夕刊フジ S56.10.14「花の命は長いのよ 新井素子さん」
「ふぁんろ〜ど星うらない」（P.85）
「１月生まれのキャラ」としてなぜか8月生まれの新井素子さんの運勢を占っている。通常はアニメのキャラクターの運勢を占う欄です。
「ふぁんろ〜ど・キャッスル」（P.142）
新井素子さんの自画像イラストとメッセージを掲載。このコーナーに登場したのはこれが最初で最後。ここにプロが登場することは非常に珍しい。
愛読者プレゼント（P.144）
新井素子先生サイン入り色紙（5名）
特集中に登場する本のタイトル
「ひとめ素子に……」投稿者一覧
| 文章投稿者 |
イラスト投稿者 |
|
安谷克聖（大田区）,
松本真奈美（京都市）,
魔都星夜（岡山県）,
熊谷泰年（柏市）,
伊達竜介（勝田市） |
新井素子関連のファンロード
「ふぁんろーど」は、後に特集コーナーが常設されるほど新井素子さんとは関わりの深い雑誌です。
※『ファンロード』に掲載された新井素子さん関連記事は、「素子姫の部屋」興亡史にまとめました。