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たのしいRuby　第3版

書誌情報

【単行本】

内容

新井素子関係の内容

第1部「Rubyをはじめよう」扉ページ（P.1）

第1部扉ページに『・・・・・絶句』の文章が引用されています。

「だって、じゃあ、考えないで何かやっちゃうの？」

――新井素子『・・・・・絶句』

この部分は第1版、第2版と同じです。

第2部「基礎を学ぼう」第6章：繰り返し（P.85-106）

P.67のtimesメソッドの解説で、文字列を繰り返し画面に出力するプログラム例が書いてあります。（¥はバックスラッシュだと思って下さい）

　　　4.times do
　　　　print "いちめんのなのはな\n"
　　　end

これを実行すると、このように表示されます。

　　　> ruby times.rb
　　　いちめんのなのはな
　　　いちめんのなのはな
　　　いちめんのなのはな
　　　いちめんのなのはな

もちろんこれは山村暮鳥の「風景」を下敷きにしていると思われます。「グリーン・レクイエム」に登場してきますね。

あとがき（P.505）

あとがきに新井素子さんの文章が引用されています。

「偶然が一回おこったらそれは偶然

二度おこったら，百歩譲って偶然が重なったと思ってもいい。

でも三つ重なったら，それは絶対偶然じゃない。」

――新井素子『大きな壁の中と外』（集英社）より

ちなみにあとがき本文の冒頭は「あとがきであります。」と書かれています。これも新井素子ファンにはおなじみですね。

著者紹介

著者紹介ページです。著者の一人である高橋征義氏は新井素子ファンとして有名です。

高橋征義（たかはし　まさよし）

札幌出身。北海道大学卒。Webアプリケーションの開発に従事する傍ら，日本Rubyの会を設立し，以降現在まで同会代表をつとめる。2010年4月からは達人出版会にて電子出版事業に注力する予定。著書に『たのしいRuby』『Rubyレシピブック　268の技』（共著）など。好きなメソッドはattr_accessor。好きな作家は新井素子。

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