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ナルニア国ものがたり

書籍

• ［著者］C.S.ルイス
• ［出版社］岩波書店、岩波少年文庫、他

登場作品

あとがき：『あたしの中の……』奇想天外社版

• 【収録】『あたしの中の……』
• 【ページ】奇想天外社版　P.209

もっとも、私はわりとすぐその気になっちゃう方らしくて、ドリトル先生シリーズを読んだ後は、鳥語を話そうと思って本気で鳥のなき声をノートにとりましたし、ナルニア国物語を読んだ後は、日に何度も洋服だんすをのぞきこんだりしましたけれど。

インタビュー：「扉を開けると――素子姫こんにちは♥」

• 【初出】『ふぁんろーど　1982年7月号』
• 【ページ】28-29（ヒロイック・ファンタジー特集）

――ヒロイック・ファンタジーは、どんなのがお好きですか？

「ごめんなさい。あたし全然読んでないんですよね。好きなのは『ナルニア国物語』みたいな方で…。あれタンスの戸開けると別世界にいけちゃうってのが、好きでして…」

あとがき：『扉を開けて』コバルト文庫版（旧）

• 【収録】『扉を開けて』
• 【ページ】コバルト文庫版（旧）　P.309-310

話はすっと飛びますが、ナルニア国物語シリーズっていうのがありまして、子どもの頃、あたし、このお話が大好きだったんです。特にオープニングの処のモティーフ。主人公が、洋服だんすの扉を開けると、中は雪が降っていて白一面のナルニア国っていう処。

あのお話にあこがれてあこがれて、自分もナルニアへ行ってみたくて、子供のあたし、何回そっと母の洋服だんすの扉を開けてみたことでしょう。あいにく、うちの洋服だんすは普通の洋服だんすでしたし、ナルニアっていうのは、行こうと思って洋服だんすの扉を開けたんじゃ決して行けない国なんで、ついに行けはしませんでしたが。（後略）

アンケート特集：「私の好きなファンタジーノベル」

• 【掲載】『波　1989年5月号』
• 【ページ】33

新井素子さんは下記の三冊を挙げています。

1. ホフマン『くるみ割り人形とねずみの王様』
2. キャロル『鏡の国のアリス』
3. C・S・ルイス『ナルニア国物語』

エッセイ：「『ナルニア国ものがたり――ライオンと魔女』」

• 【初出】『本の海』1990年春号
• 【収録】『とり散らかしておりますが』
• 【ページ】184-190

小説：『おしまいの日』

• 【収録】『おしまいの日』
• 【ページ】文庫版　P.148

ほら、あれと同じよ。

子供の頃大好きだった、『ナルニア国物語』。主人公のルーシーが、ある日何気なく洋服だんすの扉をあけたら、そこに真冬の国・ナルニアがあった訳じゃない。

P.165,170,186,190,198,258,259にも「ナルニア」の記述あり。主人公が現実から目を背ける時の呪文として登場してきます。

エッセイ：「ああ、おいしそう」

• 【収録】『素子の読書あらかると』
• 【ページ】文庫版P.120-129

考えてみれば。

『ナルニア』は、私が大好きなお話なんだけど、それは、お話どうこうより、ルーシーがフォーンの家で御馳走になるお茶や、エドマンドが食べた情報の”プリン”の魅力故だって言っても間違いではないと思う（しかも、その”プリン”は、絶対食べてはいけないものなのだ。あうううう、こーゆーのってそそるよね）。

エッセイ：「ぜひお子さんに」

• 【掲載】『新刊展望　2005年6月号』
• 【ページ】8-9

『ナルニア国ものがたり』の特集「ナルニアの輝き、永遠に」中に掲載されたエッセイ。

今回、この原稿を書く為に、『ナルニア』を読んだ。もう、何十回も読んで、殆ど覚えているっていう気分だったから、ちゃんと『ナルニア』を読み返したのは、十年か二十年ぶりくらいかなぁ。そんでもって……驚いた。

エッセイ：「『ナルニア国物語』のキャラクターの魅力」

• 【掲載】『ダ・ヴィンチ　2005年9月号』
• 【ページ】74

連載”『ナルニア国物語』の魅力紹介”（第三回）で掲載されたエッセイ。”作家新井素子特別寄稿”と大々的に紹介されています。内容は『ナルニア国物語』の中で好きなキャラクターについて。

ナルニア国ものがたり（全7冊）

岩波書店より刊行。翻訳は全て瀬田貞二。

（表内のISBNコードはamazonの該当ページへのリンクです）