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素子の読書あらかると

書誌情報

(1)単行本

• ［出版社］中央公論新社
• ［発行日］2000/11/25
• ［ISBN］4-12-003078-4
• ［PAGE］285
• ［価格］1,300円 + 税
• ［装幀］中央公論新社デザイン室
• ［装画］花井正子
• ［備考］読書エッセイ

(2)文庫

• ［出版社］中央公論新社（中公文庫）
• ［発行日］2005/01/25
• ［発売日］2005/01/22
• ［ISBN］4-12-204472-3
• ［PAGE］254
• ［価格］522円 + 税
• ［カバーデザイン］中央公論新社デザイン室
• ［カバーイラスト］高野文子
• ［備考］
  • 2000年に出版された単行本の文庫版
  • 作者により〈注の注〉が加筆された（P.17,43,62,80-81,91,109,117-119,137-139,162-163,200-202,228）
  • 紹介本のリストは平成16年11月現在の最新情報に改訂
  • あとがきは単行本版と文庫版の二つを収録

収録エッセイ

• はじめに
• 「死ぬのが怖くなくなる本」
• 「虫との共存」
• 「病院では読めない！」
• 「私が私であること」
• 「お願いします」
• 「身近なようでよく判らない仏教」
• 「私には身近な神道」
• 「私はおもしろかった……けど」
• 「夢は叶う……いいな」
• 「判らないことは怖い」
• 「読んでもらった本、読んであげたい本」
• 「ああ、おいしそう」
• 「天国からのクリスマス・プレゼント」
• 「ひきずられて」
• 「何だこの帯は」
• 「生き物大好き」
• 「主人公はいくつ？」
• 「変！なミステリー」
• 「ある意味でホラーでミステリー」
• 「書評を書く人は苦労してます」
• 「脳死について考える」
• あとがき

関連情報

【初出】

• 『小説中公』1995年1月号
• 『小説中公』1995年2月号
• 『小説中公』1995年3月号
• 『小説中公』1995年4月号
• 『小説中公』1995年5月号
• 『小説中公』1995年6月号
• 『小説中公』1995年7月号
• 『小説中公』1995年8月号
• 『小説中公』1995年9月号
• 『小説中公』1995年10月号
• 『小説中公』1995年11月号
• 『小説中公』1995年12月号
• 他9本は書き下ろし

【本書内で紹介されている本】

本文のリストに2004年6月現在の情報を付加した。「※」印は、本文でなく〈注〉に登場する本。

「死ぬのが怖くなくなる本」

• 『臨死体験』（上）（下）、立花隆、文藝春秋、文春文庫
• 『日本書紀』(1)〜(5)、岩波文庫
• 『古事記』、岩波文庫
• 『般若心経』、岩波文庫
• 『闇から生まれた女』、F・ポール・ウイルソン、扶桑社ミステリー文庫
• 『ザ・キープ』（上）（下）、F・ポール・ウイルソン、扶桑社ミステリー文庫
• 『聖母の日』（上）（下）、F・ポール・ウイルソン、扶桑社ミステリー文庫

「虫との共存」

• 『風の谷のナウシカ』全7巻、宮崎駿、徳間書店

「病院では読めない！」

• 『ホット・ゾーン』（上）（下）、リチャード・プレストン、飛鳥新社、小学館文庫
• 『アウトブレイク−感染−』、ロビン・クック、ハヤカワ文庫NV
• 『白い狂気の島』、川田弥一郎、講談社文庫
• 『ヴァイタル・サインズ−妊娠徴候−』、ロビン・クック、ハヤカワ文庫NV
• ※『トキシン−毒素−』、ロビン・クック、ハヤカワ文庫NV

「私が私であること」

• 『パラレルワールド・ラブストーリー』、東野圭吾、中公ノベルズ、講談社文庫
• 『クラインの壺』、岡嶋二人、新潮文庫
• 『レベル7』、宮部みゆき、新潮社、新潮文庫
• 『変身』、東野圭吾、講談社文庫
• 『分身』、東野圭吾、集英社、集英社文庫
• ※『天空の蜂』、東野圭吾、講談社、講談社ノベルス、講談社文庫
• ※『秘密』、東野圭吾、文藝春秋、文春文庫
• ※『あの頃ぼくらはアホでした』、東野圭吾、集英社、集英社文庫

「お願いします」

• 『天藤真推理小説全集』、天藤真、創元推理文庫
• ※『日曜日は殺しの日』、天藤真、カドカワノベルズ

「身近なようでよく判らない仏教」

• 『蓮如−われ深き淵より−』、五木寛之、中央公論社、中公文庫
• 『蓮如−聖俗具有の人間像−』、五木寛之、岩波新書

「私には身近な神道」

• 『言霊』、井沢元彦、祥伝社、祥伝社文庫
• 『「言霊の国」解体新書』、井沢元彦、小学館、小学館文庫
• 『逆説の日本史』、井沢元彦、小学館、小学館文庫（8巻まで）
  1. 古代黎明編　封印された「倭」の謎
  2. 古代怨霊編　聖徳太子の称号の謎
  3. 古代言霊編　平安建都と万葉集の謎
  4. 中世鳴動編　ケガレ思想と差別の謎
  5. 中世動乱編　源氏勝利の奇跡の謎
  6. 中世神風編　鎌倉仏教と元寇の謎
  7. 中世王権編　太平記と南北朝の謎
  8. 中世混沌編　室町文化と一揆の謎
  9. 戦国野望編　鉄砲伝来と和冦の謎
  10. 戦国覇王編　天下布武と信長の謎
  11. 戦国乱世編　朝鮮出兵と秀吉の謎

「私は面白かった……けど」

• 『竹馬男の犯罪』、井上雅彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『ウロボロスの偽書――奇々怪々の超ミステリ』、竹本健治、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『夏と冬の奏鳴曲』、麻耶雄嵩、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『十角館の殺人』、綾辻行人、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『密閉教室』、法月綸太郎、講談社文庫
• 『姑獲鳥の夏』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『魍魎の匣』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『狂骨の夢』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• ※『絡新婦の理』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• ※『塗仏の宴　宴の支度』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• ※『塗仏の宴　宴の始末』、京極夏彦、講談社ノベルス、講談社文庫

『夢は叶う……といいな」

• 『アダルト・ウルフガイシリーズ』、平井和正、ハルキ文庫
  1. 『狼男だよ』
  2. 『狼よ、故郷を見よ』
  3. 『人狼地獄』
  4. 『人狼戦線』
  5. 『人狼、暁に死す』
  6. 『ウルフガイ　不死の血脈』
  7. 『ウルフガイ　凶霊の罠』
  8. 『ウルフガイイン・ソドム』
  9. 『ウルフガイ　摩天楼』
• 『ソリトンの悪魔』（上）（下）、梅原克文、ソノラマノベルス、ソノラマ文庫NEXT
• 『二重螺旋の悪魔』（上）（下）、梅原克文、ソノラマノベルス、角川ホラー文庫
• ※『カムナビ』（上）（下）、梅原克文、角川書店、角川ホラー文庫

「判らないことは怖い」

• 『リング』、鈴木光司、角川ホラー文庫
• 『らせん』、鈴木光司、角川書店、角川ホラー文庫
• 『スキップ』、北村薫、新潮社、新潮文庫
• ※『ループ』、鈴木光司、角川書店、角川ホラー文庫
• ※『バースデイ』、鈴木光司、角川書店、角川ホラー文庫
• ※『ターン』、北村薫、新潮社、新潮文庫

「読んでもらった本、読んであげたい本」

• 『チョコレート工場の秘密』、ロアルド・ダール、評論社

「ああ、おいしそう」

• 『チョコレート戦争』大石真、理論社、フォア文庫
• 『ぐりとぐら』、中川李枝子、福音館書店
• 『ナルニア国ものがたり』、C・S・ルイス、岩波書店
• 『長くつ下のピッピ』、アストリド・A・M・リンドグレン、岩波少年文庫
• 『ぐるんぱのようちえん』、西内ミナミ、福音館書店

「天国からのクリスマス・プレゼント」

• 『銀河帝国興亡史』、アイザック・アシモフ、ハヤカワ文庫SF
  1. 『ファウンデーション』
  2. 『ファウンデーション対帝国』
  3. 『第二ファウンデーション』
  4. 『ファウンデーションの彼方へ』
  5. 『ファウンデーションと地球』
  6. 『ファウンデーションへの序曲』
  7. 『ファウンデーションの誕生』
• 『われはロボット』、アイザック・アシモフ、ハヤカワ文庫SF
• 『鋼鉄都市』、アイザック・アシモフ、ハヤカワ文庫SF
• 『はだかの太陽』、アイザック・アシモフ、ハヤカワ文庫SF

「ひきずられて」

• 『模造人格』、北川歩実、幻冬舎、幻冬舎文庫
• 『硝子のドレス』、北川歩実、新潮社
• 『僕を殺した女』、北川歩実、新潮社、新潮文庫
• ※『猿の証言』、北川歩実、新潮社、新潮文庫
• ※『影の肖像』、北川歩実、祥伝社

「何だこの帯は」

• 『3LDK要塞山崎家』、太田忠司、幻冬舎ノベルス、幻冬舎文庫
• 「新宿少年探偵団シリーズ」、太田忠司、講談社ノベルス、講談社文庫（4巻まで）
  1. 『新宿少年探偵団』
  2. 『怪人大鴉博士』
  3. 『摩天楼の悪夢』
  4. 『紅天蛾』
  5. 『鴇色の仮面』
  6. 『まぼろし曲馬団』
  7. 『まぼろし曲馬団の逆襲』
  8. 『大怪樹』
• 「狩野俊介シリーズ」、太田忠司、トクマノベルズ、徳間文庫（1,2,3,4,7,8巻）、徳間デュアル文庫(5,6巻）
  1. 『月光亭事件』
  2. 『幻竜苑事件』
  3. 『夜叉沼事件』
  4. 『狩野俊介の冒険』
  5. 『玄武塔事件』
  6. 『狩野俊介の事件簿』
  7. 『天霧家事件』
  8. 『降魔弓事件』
  9. 『狩野俊介の肖像』
  10. 『白亜館事件』
  11. 『銀翁座事件』（上）（下）
  12. 『久遠堂事件』
• 「霞田志郎シリーズ」、太田忠司、ノン・ノベル、祥伝社文庫（4巻まで）
  1. 『上海香炉の謎』
  2. 『倫敦時計の謎』
  3. 『伯林水晶の謎』
  4. 『維納音匣の謎』
  5. 『巴里人形の謎』
  6. 『東京「失楽園」の謎』
  7. 『紫の悲劇』
• 「藤森亮子シリーズ」、太田忠司、カドカワノベルズ
  1. 『ゆがんだ素描』
  2. 『暗闇への祈り』

「生き物大好き」

• 『接触』、パトリシア・コーンウェル、講談社文庫
• 『天使の囀り』、貴志祐介、角川書店、角川ホラー文庫
• 『黒い家』、貴志祐介、角川書店、角川ホラー文庫
• 『十三番目の人格−ISOLA−』、貴志祐介、角川書店、角川ホラー文庫
• 『種の終焉』、北上秋彦、祥伝社、ノン・ノベル、祥伝社文庫
• 『種の復活』、北上秋彦、祥伝社、ノン・ノベル、祥伝社文庫
• 『コブラの眼』（上）（下）、リチャード・プレストン、飛鳥新社
• 『キャリアーズ』（上）（下）、パトリック・リンチ、飛鳥新社

「主人公はいくつ？」

• 『砂時計』、泡坂妻夫、カッパ・ノベルズ、光文社文庫
• 『折鶴』、泡坂妻夫、文春文庫

「変！なミステリー」

• 『解体諸因』、西澤保彦、講談社文庫
• 『完全無欠の名探偵』、西澤保彦、講談社文庫
• 『七回死んだ男』、西澤保彦、講談社文庫
• 『殺意の集う夜』、西澤保彦、講談社文庫
• 『人格転移の殺人』、西澤保彦、講談社ノベルス、講談社文庫
• 『彼女が死んだ夜』、西澤保彦、カドカワノベルズ、角川文庫
• ※『麦酒の家の冒険』、西澤保彦、講談社文庫
• ※『仔羊たちの聖夜』、西澤保彦、カドカワエンタテインメント、角川文庫
• ※『スコッチ・ゲーム』、西澤保彦、カドカワエンタテインメント、角川文庫
• ※『依存』、西澤保彦、幻冬舎、幻冬舎ノベルス、幻冬舎文庫
• ※「神麻嗣子の事件簿」、講談社ノベルス、講談社文庫（3巻まで）
  1. 『幻惑密室』
  2. 『実況中死』
  3. 『念力密室！』
  4. 『夢幻巡礼』
  5. 『転・送・密・室』
  6. 『人形幻戯』

「ある意味でホラーでミステリー」

• 『椅子がこわい−私の腰痛放浪記−』、夏樹静子、文藝春秋、文春文庫

「書評を書く人は苦労してます」

• 『屍鬼』、小野不由美、新潮社、新潮文庫
• 『呪われた街』（上）（下）、スティーブン・キング、集英社文庫
• 『そして誰もいなくなった』、アガサ・クリスティー、ハヤカワ・ミステリ文庫
• 『ABC殺人事件』アガサ・クリスティー、ハヤカワ・ミステリ文庫
• 『赤毛同盟』、「シャーロック・ホームズ傑作選」、A・コナン・ドイル、集英社文庫
• 『Yの悲劇』、エラリイ・クイン、集英社文庫、ハヤカワ・ミステリ文庫、創元推理文庫
• 『魔性の子』、（十二国記外伝）、小野不由美、新潮文庫
• 「十二国記」、小野不由美、講談社X文庫ホワイトハート、講談社文庫
  1. 『月の影　影の海』
  2. 『風の海　迷宮の岸』
  3. 『東の海神　西の滄海』
  4. 『風の万里　黎明の空』
  5. 『図南の翼』
  6. 『黄昏の岸　暁の天』
  7. 『華胥の幽夢』

「脳死について考える」

• 『冥府神の産声』、北森鴻、カッパ・ノベルズ、光文社文庫

【関連文献】

• 『旧約聖書』
• 『般若心経』