新井素子FC「宇宙魚」会報　第7号

9月号－Vol.2 No.1

ごあいさつ（by 高松聡）

活動も第2期目に突入。より楽しくやっていきたい。会報も毎月発行。

会誌『ネプチューン』を発行。最終的に80ページ。作品解析・評論・エッセイ・マンガ等々。

新井素子さんの新作は、講談社のがそろそろ出る筈。「星へ行く船」の新刊は来年の春と『コバルト』に載っていた（「今年中に出さなければ集英社の編集さんに殺されそう……」と仰っていた）。早川書房のはいつ？　卒論の締切は12月15日らしい。

東京以外で自主的にお茶会を開きたいという方は、会報で広告するので連絡を。

求む：NHK-FM「プシキャット翔んでも大冒険」（1979年）をまだ聞いたことのない人。ニッポン放送「あたしの中の……」（1978年2月）を録音した人。

来年の日本SF大会（DAICON IV／1983.08.20-21）には「宇宙魚」のスタッフも参加予定。新井素子さんもいらっしゃる。

お詫び：Tシャツの完成が遅れている件。

作品評：「ひでおと素子の愛の交換日記」（『バラエティ』にて連載中）

二通掲載（山根毅士、蛸井潔）

次号は作品評はお休み。次回は11号で『ラビリンス』を取り上げる。

モトコン通信（第65号〈やっとメジャー号〉、発行：モトコン舎）

新井素子はやはり人気があるのだ！！　次から次へと本が売れ”星へ行く船”はロングセラー：

『ダカーポ』1982年5月5日号”作家、評論家、ライター人気投票発表”。新井素子さんは第64位。
同人誌『増刊乱駄夢　SF特集号』（罪団呆人）。アンケート”ごひいき作家”の項目で筒井康隆に次ぐ2位。
『本の雑誌』（註1）”いまどんな文庫SFが売れているか”（亀和田武）。西武ブックセンター池袋店の文庫SF売上げベスト50（4月～6月）で『星へ行く船』が20位、『通りすがりのレイディ』が22位、『あたしの中の……』が36位、『いつか猫になる日まで』が52位。
『サージュ』（月号不明）”今月のベストセラー”。『ラビリンス――迷宮――』が14位。
『週刊宝石』1982年9月25日号「今週のベストセラー」。新宿紀伊國屋書店週間ベストセラーランキング（8月25日～31日）で『ラビリンス――迷宮――』が1位になった（ただし、サイン会があったためらしい）。

新井さんのSF観（『早大生協ニュース』より）……談話中に小松左京『日本沈没』が登場

モトコランダムハウス－これだけのために雑誌を買えない人のために－

新井素子FC「プシキャット」イメージイラスト大募集

編集後記（by 折原昇）

おたよりのコ～ナ～

一通掲載（室岡克典）

お茶会のお知らせ

11月21日（日）午後1時より渋谷「パティオ」で開催

イラスト

二点掲載（杉山泉）

情報なのです。（by 篠塚かおり）

前回情報を出し過ぎたせいで書くことが少なかった。今回からは小出しにします。（出し惜しみはしないけど）

『St.Paul's Campus』No.6 1980 October（St.Paul's Campus編集室／200円）……「キャンパス最前線・SFニューウエーブの旗手　新井素子」”ページをめくれば夢の世界”（インタビュー／2ページ）、”立教生のみなさまへ”（直筆メッセージ／写真3枚）
『ビックリハウス』1979年5月号……エッセイ「ひとつの言葉から・ステーション」
『週刊宝石』1982年12月29日号（No.52）……マンガ評「酒井美羽は”夢”ではなく”女の現実”を描いている」
『コバルト』秋号……写真多数。「星へ行く船」シリーズ第3巻の題名は「カレンダー・ガール」

講談社から刊行される本は「相当ぐじゃぐじゃにコメディやっている」（素子さん談）。来年早川書房から出るのもきっとドタバタコメディ。

次号は『バラエティ』、販売地域限定の『読書マガジン』、『ホットドッグプレス』の古い号、ある雑誌のもの、現在確認中のもの5件、これから刊行されるものなどを取り上げる予定。

編集後記

イラストも送って下さい。（某　太朗）

『週刊プレイボーイ』の座談会は次回で紹介する予定。明日から神田古本祭り。掘り出し物があったら紹介します。（篠塚かおり）

前回の編集後記がお前らしくないと言われたのでスタイル変更。今度からお便りは私の家へ。（折原昇）

お便りの宛先変更のお知らせ。10月22日放送「谷山浩子のオールナイトニッポン」のマンガ家ベストテンで新井素子さんが1位に。高松会長＝女子高生説の真相は次号で。お便り待ってます。（崎山）

イラスト

杉山泉

管理人註釈