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きまぐれフレンドシップ　Part2

書誌情報

【文庫】

• ［著者］星新一
• ［出版社］集英社（集英社文庫　230-B）
• ［発行日］1986/01/25
• ［ISBN］4-08-749072-6
• ［PAGE］269
• ［価格］340円
• ［装画］和田誠

他作家の本に収録された解説やエッセイの小品などを集めたエッセイ集。1980年に奇想天外社より刊行された単行本版をPart1とPart2の二冊に分冊し数編を追加した。

【文庫】

• ［著者］星新一
• ［出版社］新潮社（新潮文庫）
• ［発行日］1989/04
• ［ISBN］4101098425

収録エッセイ

• 手塚治虫――独自な世界
• 山野浩一――異様な驚きの世界
• フレドリック・ブラウン――狂気を描く作家
• 和田誠――彼との縁
• 高齋正――飛行船への夢
• シオドア・スタージョン――キャビアの味
• 山川方夫――抑制がきいた余韻
• フィリップ・Ｋ・ディック――日独勝利の空想物語
• 福島正実――シャープなジョーク
• アーサー・Ｃ・クラーク――未来における発明の予想
• 川端康成――「心中」に魅入られて
• アルフレッド・ヒッチコック――「北北西に進路をとれ」など
• 安部公房――恐るべき寓話
• ジョン・ウインダム――さりげない問題の提起
• 伊藤勇輔――追悼の記
• 北杜夫――独特のユーモア
• 小栗虫太郎――独自なイマジネーションの世界
• 広瀬正――タイムマシンにまともに取り組む
• 司馬遼太郎――『峠』について
• 大伴昌司――追憶
• 池波正太郎――男の理想的な人生
• 畑正憲――人間わざとは思えない
• 山本有三――『米百俵』について
• イーデス・ハンソン――新鮮で多様な笑い
• 杉山龍丸――砂漠に取り組む人
• 山藤章二――『イラスト集』への一文
• 新井素子――あとで知った旧友の令嬢
• 藤井旭――私設天文台
• 秋竜山――ショックのあとに笑いが……
• 夢野久作――物語の底にきよらかさ
• ハーバー一族――ふしぎな縁
• 式貴士――あれよあれよの面白さ
• 梶尾真治――「S-Fマガジン」創刊号から
• 田中武次郎――長いつきあい
• シラノ・ド・ベルジュラック――架空対談
• かんべむさし――活字で笑わせる名人
• 田中光二――熱気を秘めた才能
• 田中靖夫――個性の強いブラック・ユーモア
• 森田拳次――抜群のヒトコマ物
• 山田浩一――はるかな歳月
• 西丸震哉――原始社会を身近に
• 三島由紀夫――裸の人間を台にのせる
• 横田順彌――『天使の惑星』
• 矢沢永一――『「正義の味方」の嘘八百』
• 単行本あとがき
• 時の流れ――文庫版あとがきにかえて

単行本版よりほとんどのエッセイが改題されています。また、かんべむさし以下のエッセイは単行本版には収録されていません。

新井素子関係の内容

エッセイ：「新井素子――後で知った旧友の令嬢」（P.163-170）

このエッセイは、奇想天外社版『あたしの中の……』（1978年12月刊）の巻末解説です。コバルト文庫版、愛蔵版にも同じものが収録されています。

尚、文中に引用された毎日新聞の記事はこちら→毎日新聞1978/01/22朝刊