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きまぐれフレンドシップ

書誌情報

【単行本】

［著者］星新一
［出版社］奇想天外社
［発行日］1980/03/10
［ISBN］なし
［PAGE］350
［価格］1200円
［イラストレイション］山藤章二
［ブックデザイン］鈴木邦治

他作家の著書に収録された解説やエッセイの小品などを集めたエッセイ集。

なお、文庫化に際しては再編集を施して二分冊され、Part1とPart2が集英社、新潮社より刊行された。

収録エッセイ

まえがき
フワフワしたもの――私との深い関係
古き本郷――幻郵便局
江戸川乱歩――『江戸川乱歩全集・第25巻』解説
藤浪光夫――『四代目藤浪与兵衛』追憶文
横山隆一――良質な笑い
宮坂作平――ブラック・コーヒー
花井忠――先生のおかげ
長谷川甲二――彼がターザンを訳すまで
新井欣一――なつかしい円盤
柴野拓美――わが国ＳＦの発祥
大下宇陀児――先生との縁――『ニッポン遺跡』推薦文
今日泊亜蘭――『光の塔』推薦文
他殺クラブ――ひところのグループ
樹下太郎――「夜に別れを告げる夜」
矢野徹――『カムイの剣』解説――さらに『カムイの剣』について
河野典生――『殺意という名の家畜』解説
丸谷才一・開高健・小松左京――『日本教養全集・第10巻』解説
小松左京――『時間エージェント』解説――オムニバスドラマ『三つの明日』
城昌幸――『のすたるじあ』解説
筒井康隆――『にぎやかな未来』解説――『ジャングルめがね』推薦文
レイ・ブラッドベリ――ひとつの私見
平井和正――『サイボーグ・ブルース』解説――『新・幻魔大戦』を読んで
真鍋博――『絵で見る20年後の日本』推薦文――『真鍋博の複眼人間論』書評
眉村卓――『燃える傾斜』推薦文――『変な男』解説
今江祥智――『海賊の歌がきこえる』書評――今江さんについて――『朝日のようにさわやかに』解説
豊田有恒――『長髪賊の乱』解説――『パチャカマに落ちる陽』解説
都筑道夫――『あなたも人が殺せる』解説
稲垣足穂――好きな詩
生島治郎――『黄土の奔流』解説
南條範夫――『我が恋せし淀君』解説
三島由紀夫――『美しい星』書評
手塚治虫――手塚さんの独自な世界――『鳥人大系』解説
山野浩一――異様な驚きの世界
フレドリック・ブラウン――『さあ気きちがいになりなさい』訳者あとがき
和田誠――彼との縁
高齋正――『超飛行船ＰＺ－１翔ぶ
シオドア・スタージョン――『一角獣・多角獣』書評
山川方夫――『山川方夫全集』推薦文
フィリップ・Ｋ・ディック――『高い城の男』書評
福島正実――追憶
アーサー・Ｃ・クラーク――『未来のプロフィル』書評
川端康成――「心中」に魅入られて
アルフレッド・ヒッチコック――「北北西に進路をとれ」など
安部公房――『人間そっくり』書評
ジョン・ウインダム――『海竜めざめる』訳者あとがき
伊藤勇輔――追悼の記
北杜夫――『奇病連盟』書評――『さびしい王様』書評――『あくびノオト』解説――北さんと
小栗虫太郎――『人外魔境』書評
広瀬正――『タイムマシンのつくり方』解説――『マイナス・ゼロ』解説
司馬遼太郎――『峠』について
大伴昌司――追憶
池波正太郎――『戦国幻想曲』解説
畑正憲――『続々ムツゴロウの博物誌』解説
山本有三――『米百俵』について
イーデス・ハンソン――『花の木登り協会』推薦文
杉山龍丸――砂漠に取り組む人
山藤章二――『イラスト集』への一文
新井素子――『あたしの中の…』解説
藤井旭――天文台
秋竜山――『秋竜山のロビンソンクルーソー』解説
夢野久作――『ルルとミミ』推薦文
ハーバー一族――ふしぎな縁
式貴士――『カンタン刑』書評
梶尾真治――『地球はプレインヨーグルト』解説
田中武次郎――長いつきあい
シラノ・ド・ベルジュラック――架空対談
あとがき

新井素子関係の内容

エッセイ：「新井素子――『あたしの中の…』解説」（P.297-302）

このエッセイは、奇想天外社版『あたしの中の……』（1978年12月刊）に収録された巻末解説です。コバルト文庫版、愛蔵版にも同じものが収録されています。

文庫版では「あとで知った旧友の令嬢」と改題されています。

尚、文中に引用された毎日新聞の記事はこちら→毎日新聞1978/01/22朝刊

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