フロムK 第1巻

書誌情報

【コミック】

収録内容

新井素子関係の内容

Chapter 14 元気な一夜

P.64に、第8回日本SF大賞受賞式の二次会の後、新宿ワシントンホテルで横山宏、久美沙織と共にコーヒーを飲んでいるいしかわじゅんのふきだしの中に「新井素子温泉玉子事件」の文字がある。(「Chapter 23〜25 怨念温泉玉子」を参照のこと)

Chapter 23 怨念温泉玉子(前)

1987年に山中温泉で行われたSF大会(URACONだと思われる)で行われた、いしかわじゅんと新井素子の対談の顛末が描かれている。

P.99欄外の注5は新井素子について。曰く「新井素子は、会うとぼくが必ず服をけなすので、本気でおびえているフシがある。」云々。(下記「関連事項」も参照のこと)

Chapter 24 怨念温泉玉子(中)〜Chapter 25 怨念温泉玉子(後)

「新井素子温泉玉子事件」の真相が明かされる。

関連情報

いしかわじゅんと新井素子の服装

いしかわじゅんは新井素子の服装について「Chapter 23 怨念温泉玉子(前)」の他の作品でもネタとして言及している。当研究会が把握しているのは次の通り。

1) 「ひでおと素子の愛の交換日記」第53回:「吾妻ひでお伝」(漫画)
初出:『バラエティ』1985年8月号(角川書店)
収録:『新・ひでおと素子の愛の交換日記』・『ひでおと素子の愛の交換日記3』(ともに角川書店)
吾妻ひでおの代打でいしかわじゅんが漫画を描いている。「葬式の風呂敷みたいなドレス」と言及。
2) 「彼女の葬式の風呂敷」(エッセイ)
初出:『新刊ニュース』(トーハン/号数は不明)
収録:『秘密の手帖』(角川書店)
3) 「風呂敷を着る作家――新井素子」(エッセイ)
収録:『業界の濃い人』(角川文庫)……『秘密の手帖』を文庫化に際し改題
「彼女の葬式の風呂敷」を改題

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