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プロジェクト:シャーロック
年刊日本SF傑作選
書誌情報
文庫
- [編者]大森望・日下三蔵
- [出版社]東京創元社(創元SF文庫 ん-1-11)
- [発行日]2018/06/29
- [発売日]2018/06/28
- [ISBN]978-4-488-73411-4
- [PAGE]602
- [価格]1300円 + 税
- [Art Work]加藤直之
- [カバーデザイン]岩郷重力+WONDER WORKZ。
「年刊日本SF傑作選」の第11集。2017年に発表された日本のSF短編から精選された16編と、第9回創元SF短編賞受賞作を収録。
収録作品
- 序文(大森望)
- 「ルーシィ、月、星、太陽」(上田早夕里)
- 「Shadow.net」(円城塔)
- 「最後の不良」(小川哲)
- 「プロジェクト:シャーロック」(我孫子武丸)
- 「彗星狩り」(酉島伝法)
- 「東京タワーの潜水夫」(横田順彌)
- 「逃亡老人」(眉村卓)
- 「山の同窓会」(彩瀬まる)
- 「ホーリーアイアンメイデン」(伴名練)
- 「鉱区A-11」(加藤元浩)
- 「惑星Xの憂鬱」(松崎有理)
- 「階段落ち人生」(新井素子)
- 「髪禍」(小田雅久仁)
- 「漸然山脈」(筒井康隆)
- 「親水性について」(山尾悠子)
- 「ディレイ・エフェクト」(宮内悠介)
- 「天駆せよ法勝寺」(八島游舷)※第9回創元SF短編賞受賞作
- 第九回創元SF短編賞選考経過および選評(大森望/日下三蔵/新井素子)
- 二〇一七年の日本SF界概況(大森望)
- 後記(日下三蔵)
- 初出一覧
- 2017日本SF短篇推薦作リスト
大森望氏による「序文」で収録作についての言及があります。
収録作の最終ページには、「著者のことば」が掲載されています。
新井素子関連の内容
短編小説:「階段落ち人生」(P.327-369)
初出は『奇想天外 21世紀版 アンソロジー』。「年刊日本SF傑作選」への新井素子作品の収録は二度目となります。(→『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』)
P.328には編者の大森望氏による作品解説と作者プロフィールが掲載されています。
また、P.369に新井素子さんによる「著者のことば」が掲載されています。
第九回創元SF短編賞選考経過および選評(P.563-576)
「第九回創元SF短編賞」は選考委員の大森望氏、日下三蔵氏と共に、新井素子さんがゲスト選考委員を務めました。ここでは選考委員を務めた三氏による選評が掲載されています(新井素子さんの選評はP.572-576)。
2017年4月22日に行われた最終選考会で決定した各賞は下記の通り。
- 受賞作:「天駆せよ法勝寺」(八島游舷)
- 優秀賞:「機械はなぜ殺すか」(南雲マサキ)
- 大森望賞:「夏の結び目」(織戸久貴)
- 日下三蔵賞:「歓喜に染まれ」(能仲謙次)
- 新井素子賞:「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」
「二〇一七年の日本SF界概況」(大森望/P.577-589)
「テーマ・アンソロジー花盛り」の項(P.583-585)に、『奇想天外[復刻版]アンソロジー』、『奇想天外[21世紀版]アンソロジー』、『SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録」に関する記述があります。
「後記」(日下三蔵/P.591-594)
P.594にゲスト選考委員を務めた新井素子さんへの謝辞があります。
更新履歴
- 2018-08-13:新規作成
- 2022-05-03:「奇想天外 21世紀版 アンソロジー」のリンクを追加
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