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ムー　1991年1月号

書誌情報

• ［出版社］学習研究社
• ［発行日］1991/01/01
• ［雑誌コード］08511-1
• ［PAGE］246
• ［価格］620円（本体602円）

新井素子関係の内容

対談：「超時空ミラクル対談」第13回「恐怖を楽しんでこそホラー作家だ！」

• 【話者】菊地秀行・新井素子
• 【写真】柴田庸介
• 【PAGE】35-42

冒頭に「実質的な顔合わせは今回でわずか2回目」と書いてありますが、一回目とはおそらく『IN★POCKET』1988年8月号に掲載された対談「新井素子＋菊地秀行　事実は小説よりホラーです」の時ではないかと思われます。

小見出し

• 菊地「心霊科学は前世紀から研究の歴史があるのに、研究が進んで内容が深まったという話はないね。」
• 菊地「不思議な現象があること自体、おおいに楽しい。小説のネタに使えればいいんですよ。」
• 新井「心霊的なものに対して恐怖感がないから、逆にホラーものが好きになったんでしょうね。」
• 菊地「女性という存在自体がホラー的かもしれない。妙に勘が鋭いからな、女性は。」
• 新井「続きものじゃなくて、同じ夢を何度もバージョンを変えて見ることがあるんです。」
• 菊地「モダン・ホラーより怪物が暴れまわる方が読むのも書くのも好きですね。」
• 新井「おもしろい作品を途中で何度も読み返し、自分なりの展開をするのって、快感ですよ。」

新井素子さんの発言中に登場する小説

• 『シャイニング』……P.41（スティーブン・キング作品。新井素子さんが最初に読んだキングの作品。印象が強くて一番恐いとのこと。）
• 『呪われた町』……P.41（スティーブン・キング作品）

新井素子さんの発言中に登場する映画

• 『シャイニング』……P.38（スタンリー・キューブリック監督作品／スティーブン・キング原作。夜中にひとり仕事をしていて何か音が欲しいのでビデオを流していた、とのこと（当時テレビ各局は深夜放送を自粛していたため））

更新履歴

• 20202-12-31：『IN★POCKET』1988年8月号へのリンクを追加