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IN★POCKET 1988年8月号
書誌情報
- ［出版社］講談社
- ［発行日］1988/08/15
- ［ISBNコード］4-06-060088-1
- ［雑誌コード］書籍扱いのため無し
- ［PAGE］144
- ［価格］100円
- ［表紙イラスト］安西水丸
新井素子関係の内容
目次（P.2-3）
P.3に新井素子さんと菊地秀行氏の対談風景を写した写真が掲載されています。
新井素子さん（左）と菊地秀行さんの対談は、期せずして大爆笑大会となった。
とのこと。
対談：「新井素子＋菊地秀行 事実は小説よりホラーです」
- 【参加者】菊地秀行、新井素子
- 【ページ】4-35
- 【備考】文京CATVのために収録した対談を再編集したもの
菊地秀行氏とは初の対談です。扉ページには下記のように書いてありました。
夢とファンタジーのSF作家・新井さん。
怪物愛と冒険の超伝奇作家・菊地さん。
若者に熱烈なファンを持つ人気作家だ。
初顔合わせに最初は神妙だったお二人も、話が進むに連れ、お互いの奇抜な発想、意外な告白に爆笑の連続。
作品からは想像できぬ愉快な一時間でした。
2006年2月現在、菊地秀行氏との対談は3度行われています。他の2回は『IN★POCKET』1995年8月号と『ムー』1991年1月号に掲載されました。
小見出し
- PART1 作家の内幕編
- 殺したいほど羨ましかった
- 誕生日に出版された処女長篇
- 最初から書き直すのが大好き
- 下書き、推敲、清書、朗読！
- ない袖を振るか、振らないか
- ホラーを書けない理由
- 吸血鬼は私のお友だち
- 五十枚の依頼に三百五十枚！
- PART2 恐怖の環境編
- ものすごいソ連のスチュワーデス
- ドラキュラの城と水力発電所
- なぜ吸血鬼になったんだろう？
- 私も奥さんが欲しい！
- 足の欠けたイモリが飛んでくる
- それでも猫をほめてやる辛さ
- 異常な環境がＳＦ作家を生む？
- 「普通の家」の父親は失業者？
談話中に登場した作家名
- 山田正紀（P.5）
- 筒井康隆（P.11）
- スティーブン・キング（P.15）
- ロバート・A・ハインライン（P.31）
談話中に登場した小説のタイトル
談話中に登場した映画のタイトル
談話中に登場した雑誌のタイトル
広告：講談社文庫『グリーン・レクイエム』
映画版『グリーン・レクイエム』の上映スケジュールが掲載されています。
- 8月20日より東京・文芸坐2
- 9月10日より大阪・サンポートアップルシアター
- 9月23日より札幌・ジャブ70ホール
- 9月下旬より新潟・シネウィンド
- 10月上旬より松山・シネウェイブ
編集後記：「編集室から」（P.144）
今回の対談について文中で触れています。
●男が「男」であることがむずかしい時代です。男のロマンを歌う時代小説が人の心をうつすように、冒険小説は、男の誇りと夢に賭けた鮮烈な生きざまで、読者を現実のわずらわしさから解き放つ爽快な魅力があります。今月の講談社文庫フェアは「冒険小説」。ハードボイルド、アクション、超伝奇と「冒険」のさまざまなタイプを集めました。本誌にはその中心的な作家の一人である菊地秀行さんが登場。新井素子さんとの楽しいおしゃべりで意外な素顔を見せています。
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