バラエティ 1983年11月号

書誌情報

新井素子関係の内容

連載エッセイ:「ひでおと素子の愛の交換日記」第32回

白黒ページでの掲載です。秋山さんによるかの迷作「ライツヴィル殺人事件」の犯人当てクイズです。

単行本版ではカットされた、クイズの募集要項などが書かれた部分の文章はこのようなものでした。

もの好きな方は、「犯人は誰か、被害者はどんな方法で殺されたのか、また、それは何故か」を、バラエティ編集部、秋山さんのミステリイ係まで、お送り下さい。その中で、正解の方、およびおもしろい答を書いてくれた方の内、何人かの方に(こんなもんで申し訳ありませんが)新井素子サイン入りの本をさしあげます。(お望みによっては、新井素子の本に、秋山さんのサインを入れてさしあげます)ちなみに、面白い答を書いてくれた方は、一月号のバラエティ誌上で、御紹介いたします。

では、よろしく。〆切りは10月8日です。

「ライツヴィル殺人事件(後編)」は1984年1月号に掲載されました。

収録

収録に当たってタイトルが変更されています。『続・ひでおと素子の愛の交換日記』では「犯人当てクイズ」、『ひでおと素子の愛の交換日記2』では「ライツヴィル殺人事件 犯人当てクイズ」となっています。

作品リストは「ひでおと素子の愛の交換日記」一覧を参照のこと。

読者コーナー:「Readers&Variety」(P.194-199)

P.199に新井素子さん関係の投稿が掲載されています。

9月号の高野文子さんの「金髪姫」はおかしかった。昔読んだ童話のようで、懐かしかった。「愛の交換日記」の「練馬物語」は、私のような田舎ものには不思議なことがいっぱい書いてあって、面白かった。私たち地方人には東京=都会だから、区の名前を言われてもまったくどこが田舎でどこが都心だか見当もつかない。でも、私なんか、この香川から徳島まで汽車で通ってるんだけど、2時間に1本くらいの割合でしか走ってないのよ。(※住所は略・田中睦美・20歳・学生)