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財津和夫の心のものさし

財津和夫対談集

書誌情報

【単行本】

• ［著者］財津和夫
• ［出版社］CBSソニー出版
• ［発行日］1983/06/04
• ［ISBN］4-7897-0089-5
• ［PAGE］262
• ［価格］980円
• ［カバー・デザイン］
  • 〈オブジェ制作〉平塚重雄(HOTART)
  • 〈フォト〉中島清一
  • 〈デザイン〉平塚重雄
• ［備考］「ＧＢ」で1981年11月号から1983年4月号まで連載された「財津和夫の心のものさし」から14回分をセレクトし、再編集した対談集。

収録対談

ミュージシャン――夢に見た人・編

●松任谷由実「いつも夢のなかでは気が合って仲がいい」

ミュージシャン――九州人・編

●チャゲ＆飛鳥「九州、博多はヨカ、スカッとしとる」

ミュージシャン――妻・母・同期生・編

●イルカ「休みのときは、主婦になっちゃうんです」

女優――運命の出会い・編

●樋口可南子「先日は、道端でどうも失礼しました」

野球選手――アンチ・ジャイアンツ・編

●田尾安志「小さいときはジャイアンツが好きだったけど…」

SF作家――華の女子大生・編

●新井素子「幼稚園のころから、作家になるんだって言ってたらしいです」

カメラマン――被写体＝財津和夫・編

●田口顕二「被写体を日陰ものにしてるんですよ」

アレンジャー――俳優？役者？？・編

●松任谷正隆「役者体験、快感ありました？」「少々…」

作詞家――幻のミュージシャン・編

●松本隆「三十代になったけど、精神的には、逆行しているような気がする」

映画監督――監督・の・ようなもの・編

●森田芳光「醒めた評論家やファンがいてほしいですよね」

映画評論家――埋もれた名作・編

●水野晴郎「外国で見た映画のうち、七十パーセントが日本に入ってこない」

イラストレーター――NY発宇宙行・編

●ハルオ宮内「”宇宙の仲間入りの会”というのを始めたんですよ」

TVディレクター――地球が危ない！・編

●矢追純一「地球上にいるオレたちだけが、宇宙で一番優れた生物じゃない」

芸術家――芸術は爆発だ！・編

●岡本太郎「”私はしあわせです”とは言わずに”歓喜です”と言うんだ」

あとがき

新井素子関係の内容

対談：「SF作家――華の女子大生・編　●新井素子」

• 【話者】財津和夫、新井素子
• 【ページ】111-129

写真有り。星雲賞授賞式のもの一枚と、対談中のもの三枚。

小見出し

• 中学生のときからSFを読み始めまして、ア、これが合ってるって感じで…高二のとき書いてみたんです。
• ヘタに私が午前中に仕事をして、夜、寝ようとすると、一家団らんに加われなくなってしまうんです。
• 黒の折り紙がたまってしょうがないんです。
  ボク、黒の千羽鶴好きです。不気味なの好きなんです。

話中に登場する文物

SF作家

• 平井和正
• 半村良

映画監督

• スティーブン・スピルバーグ

映画

• 『遊星からの物体X』
• 『E・T』

音楽

• ショパン：『葬送行進曲』

ミュージシャン

• チューリップ

エッセイ：「財津和夫・印象記」

• 【文】新井素子
• 【ページ】130

インタビュー初出

• 『GB　1983年3月号』

（注）文章、構成など、雑誌版と単行本版では大幅に変更されています。