P.214の読者投稿より。「1981年6月号」に掲載された新井素子さんの小説「扉を開けて」の感想が一通届いています。
え〜、初めまして。新井素子様。
当方中一島根県の田舎、神話の国出雲に住んでいるＳＦファンです。最近新井素子さんのを読むようになっています。６月号の「扉を開けて」はすごかったです。一挙に四五〇枚も読めて、非常によい気分でした。
しかしその中で主人公が都会を出て田舎では絶対に暮らせないと言ったことはショックでした。
これは新井さん自身のことでしょうね。僕は前から都会の人間はこちらのような地方とは次元が違うと思っていました。
同じ日本人でも、都会人と地方人ではなにかが違うんでしょうね。きっと。これはさびしいことです。地方の僕は本にしてもなんにしても損をしています。僕も都会に生まれていたら！
ゲストに新井素子さんの名前があります。
第八回星群祭を左記のごとく開催いたします。
◎日時 七月二十六日（日） 午前十時〜午後五時
◎場所 京大会館（京都市左京区吉田）
◎テーマ 「ＳＦ作法パート２」
◎ゲスト 荒巻義雄、柴野拓美、堀晃、風見潤、新井素子（敬称略） そのほか数氏と交渉中
参加費 二五〇〇円
委員長 藤田敏幸
内容の中に新井素子さんの名前があります。
今夏、東京は池袋において日本ＳＦショウを開催します。
日時 八月一日（土）、二日（日）
場所 豊島公会堂
主催 第五回日本ＳＦショウ実行委員会
名誉顧問 野田昌宏氏
内容 未公開映画「宇宙飛行士ピルクス」を上映予定、ゲストに矢野徹、新井素子、森下一仁、高信太郎、新田たつお（敬称略） その他数氏に出演をお願いしております。さらに、難波弘之バンド、ファングループ企画、大クイズ大会を加え、華麗なるステージをお届けします。
参加費 二千八百円