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人生張ってます

無頼な女たちと語る

書誌情報

【文庫】

• ［著者］中村うさぎ
• ［出版社］小学館（小学館文庫）
• ［発行日］2001/09/01
• ［ISBN］4-09-402426-3
• ［PAGE］285
• ［価格］552円+税
• ［カバーデザイン］坂川栄治・藤田智子（坂川事務所）
• ［備考］語り下ろし対談集

【単行本】

• ［著者］中村うさぎ
• ［出版社］小学館
• ［発行日］2002/08/10
• ［ISBN］4-09-387390-9
• ［PAGE］221
• ［価格］1100円+税
• ［カバーデザイン］坂川栄治・藤田智子（坂川事務所）
• ［備考］2001年刊の文庫版を大幅加筆したもの

帯には「印税を前借りするために、文庫版を新装単行本にしてもらいました。（中村うさぎ）」とある。

収録対談

• 花井愛子｜相続バトル・自宅競売・自己破産のススメ？
• 岩井志麻子｜デブ・デブ・デブが好きなんじゃ！
• マツコ・デラックス｜130キロ女装家のラブリーな日常
• 西原理恵子｜金がないのは首がないのと同じや！
• 斎藤綾子｜パチンコとセックスと欠陥住宅と
• 中村うさぎ｜まだまだうさぎは青かった？――対談を終えて

※単行本版には下記の鼎談が追加収録されています。

• 岩井志麻子・倉田真由美｜デブからベトナムへ、ブランドからホストへ、独身からバツイチ子持ちへ（単行本版特別鼎談）

新井素子関係の内容

対談：「花井愛子｜相続バトル・自宅競売・自己破産のススメ？」

文庫版P.10（単行本版P.9）に新井素子さんの名前が出てきます。

うさぎ　元から小説家になろうというつもりはなかった？

愛子　ぜんっぜん。

うさぎ　じゃ、小説家という意識はなかったですか？

愛子　なかったですね。引越しした時に、当時の「思想の科学」が出てきたんだけど、そのインタビュー記事で、私は新井素子さんとまったく逆のことを発言している、って改めて発見したんですよ。新井さんは「自分のものを書いている」と言っていたけど、私は「商品づくりをしてます」って。「ターゲットは見えますか？」という設問で、新井さんは「そんなもの、わからない」って答えてるけど、私は「ある程度、見えます」って言ってたりしてね。

文中に出てくる「インタビュー記事」が掲載されているのは『思想の科学』1991年10月号（特集「少女小説の力」）です。