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「ブラック・キャット」シリーズ

解説

集英社コバルト文庫から刊行された小説シリーズ。「天才的に不器用なすり、虫も殺せぬ殺し屋、走れない泥棒、という、職能的にみれば三重苦の人間が集まってできた」（『ナイト・フォーク』より）怪盗「ブラック・キャット」の活躍を描く。各話のタイトルはチェス用語。

1. 「ブラック　キャット１　アンパッサン」（『コバルト』1983年春号）
2. 「ナイト・フォーク　ブラック・キャットⅡ」（『コバルト』1985年冬号・春号）
3. 「キャスリング　ブラック・キャットⅢ」（『コバルト』1994年2月号・4月号）
4. 「チェックメイト　ブラック・キャットⅣ」（Act1〜4は『コバルト』2003年8月号・10月号に掲載。Act5以降は書き下ろし）

書籍

1. 『ブラック　キャット１』
2. 『ナイト・フォーク　ブラック・キャットⅡ』
3. 『キャスリング　ブラック・キャットⅢ　前編』
4. 『キャスリング　ブラック・キャットⅢ　後編』
5. 『チェックメイト　ブラック・キャットⅣ　前編』
6. 『チェックメイト　ブラック・キャットⅣ　後編

関連情報

【関連する新井素子作品】

• 『星へ行く船』シリーズ――登場人物の山崎太一郎は山崎ひろふみの子孫。
• 『扉を開けて』――山崎ひろふみが登場しています。
• 『・・・・・絶句』――登場人物が「ブラック・キャット」にも出演。

【メディア展開】

• 「ブラック　キャット」
  • 英語文庫

【関連文献】

• 『ルパン三世』モンキー・パンチ
• 『キャリー』スティーブン・キング
• 「定本青猫　自序」萩原朔太郎
• 稲垣足穂