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SF Japan　[MILLENNIUM:00]

ROMAN ALBUM

書誌情報

• ［出版社］徳間書店
• ［発行日］2000/04/05
• ［ISBNコード］4-19-720111-7
• ［雑誌コード］61579-45
• ［PAGE］342
• ［価格］1,500円（本体1,429円）
• ［備考］日本SF大賞20周年を記念して発刊された。

1999年度　第20回日本SF大賞発表（P.30-33）

日本SF大賞は、日本SF作家クラブが選ぶ年度最高のSF作品に対して贈られる賞です。第20回の対象は1998年10月〜1999年9月までに発表されたSF作品（小説以外でも可）で、その中で新井素子さんの『チグリスとユーフラテス』が大賞に選ばれました。

選考会は1999年12月3日に新宿の小田急ホテルセンチュリーサザンタワーにて開かれました。選考委員は井口健二、大原まり子、椎名誠、難波弘之、南山宏の5人です。

候補作は下記の通り。

• 『エリコ』（早川書房）――谷甲州
• 『SFバカ本』（廣済堂出版）――大原まり子・岬兄悟編
• 『グッドラック』（早川書房）――神林長平
• 『現代SF最前線』（双葉社）――森下一仁
• 『チグリスとユーフラテス』――新井素子
• 偏執の芳香　アロマパラノイド』（アスペクト）――牧野修
• 『水霊　ミズチ』（角川書店）――田中啓文

掲載コメント

• 【受賞の言葉】「肩書きはSF作家」――新井素子（P.31）
• 【総評】「最高のプロ作家」――大原まり子（当時日本SF作家クラブ会長／P.32）
• 【大賞受賞作選評】「真の意味でのSF」――井口健二（選考委員／P.33）

新井素子関係の内容

コメント：「受賞の言葉――肩書はSF作家」

• 【文】新井素子
• 【ページ】31

文中に登場する作家

• 星新一

小説：「チグリスとユーフラテス外伝／馬場さゆり」

• 【文】新井素子
• 【イラスト】入江アリ
• 【ページ】34-45

日本SF大賞受賞第一作の短編小説。単行本未収録。

「チグリスとユーフラテス」シリーズ

●本編「チグリスとユーフラテス」

【収録】『チグリスとユーフラテス』

●外伝「馬場さゆり」

【初出】「SF Japan [MILLENNIUM:00]」（本誌）

●外伝「あした」

【初出・収録】『２００１』

外伝の「馬場さゆり」と「あした」は、両方とも2021年12月発売の『影絵の街にて』（竹書房文庫）に収録されました。

新井素子関係の『SF Japan』

• 『SF Japan[MILLENNIUM:02]』
• 『SF Japan VOL.04』
• 『SF Japan VOL.07』
• 『SF Japan VOL.09』

更新履歴

• 2022-01-09：”「チグリスとユーフラテス」シリーズ”内に『影絵の街にて』の情報を追加