SPA！　1996年12月18日号

書誌情報

デキる女たちがハマるぬいぐるみ依存の快楽
- 着ぐるみに包まれて本当はぬいぐるみと同化したいのかも：遠藤有里（仮名）●会社員（27）
- UFOキャッチャーのぬいぐるみが目当てでゴミ袋3袋分を収集：志村裕美●会社員（31）
- ストレスでキレたらクマちゃんをサンドバッグにして殴る：田中美津子（仮名）●会社役員（年齢不詳）
- 彼氏に”ももちゃん”をブタ呼ばわりされて鳴いて抗議した：坂井由紀子（仮名）●タレント（27）
「ぬいぐるみ積立」制度まであるテディベア専門店
意外な有名人のぬいぐるみ趣味を発見！
- イリュージョン次第で多様なつきあいを楽しめる「ライ坊」：立川談志●落語家
- ぬいぐるみは”粋”か”野暮”かを判断する美意識の試金石：山咲千里●女優
- 1000万円かけて蒐集した古美術同様のぬいぐるみたち：岸部四郎●タレント
筋金入りマニアの語るぬいぐるみとの交信生活
- スヌーは小説のアイデアもくれる子供であり話し相手：田辺聖子●作家
- ぬい（原文傍点）は話もするし表情も変わる精神生命体です：新井素子●作家
病める国のアート素材として注目されるぬいぐるみ

「恋人よりも友達よりもぬいぐるみ「LOVE」な人々」という記事中で、「筋金入りマニアの語るぬいぐるみとの交信生活」と題して田辺聖子氏のインタビューと並んで掲載されています（各々1頁）。

自宅のソファーでぬいさんたちに囲まれて座る新井素子さんのカラー写真あり。

前書きにはこのように書いてあります。

愛好家同士の間では、ぬいぐるみは”生きている”ものらしい。わかる人には声も聞こえるものらしい。もはや宗教にも近いぬいぐるみLOVERで有名なお二人に、ぬいぐるみとのつきあい方を聞いた

談話では「新陳代謝はしないけど、おしゃべりもするし、表情も変わるんだから生き物としか言いようがない。わからない人にはわからないだろうけど、精神生命体って言えばいいのかな」と仰っています。この時点でのぬいさんの数は「500体以上」とのこと。

ちなみに、『新井素子100％』には田辺聖子氏とのぬいぐるみをめぐる対談「私のぬいぐるみ自慢」が掲載されています。