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ＳＦアニメディアVOL.2

アニメディア1985年4月増刊号

書誌情報

新井素子関係の内容

インタビュー：「われら特撮・怪獣世代[2]今、いっちば〜ん、キャピな!?　新井素子で〜す!!」

小見出し

本文中に登場する映画

タイトルは本文の通り。

「東映マンガまつり」
『わんわん物語』（アニメ）
上記二つは子供の頃見た。これくらいしか覚えていない。
『スター・ウォーズ』
SF作家が見てないのはまずいと思い、それからSF映画を見るようになった。
『遊星からの物体X』
ああいう映画は異常に燃える。B級特撮映画って大好き。いい映画。
長い物が好きなので、あの宇宙生物も好き。かわいい（力説）。
『さよならジュピター』
ラスト近くに出てきたホースが好き。小松さんは怒るけど。
『エイリアン』
人のお腹を食い破ってエイリアンの子供が出てくるシーンがかわいい。
『スキャナーズ』
頭が吹き飛ぶシーンをコマ送りで見て楽しんでいる。
『死霊のはらわた』
絶対に見に行くつもり。
『13日の金曜日』
大好き。
『狼男アメリカン』
人体が腐っていくシーンが好き。腐らす、切断する、バラバラにするのを書くのが好き。
『E・T』
『E・T』も『物体X』も、手段は違ってもどちらも宇宙人がお家に帰りたいというお話。だから『E・T』だけがかわいくて『物体X』がかわいくないってのはいけないと思う。
『ゴジラ』（1984年版）
『ゴースト・バスターズ』
『グレムリン』
『スパルタンX』
『ロマンシング・ストーン』
けっこう楽しかったけれど、ヒーローがヒロインをだまして地図を盗み出すのは絶対に許せない。なんて男だ！
『レイダース』
インディのヒーローしようという根性がけなげでたまらなく好き。
『インディ・ジョーンズ』
一作目に比べてインディのヒーローらしさが無くなってしまった気がする。
『ネバーエンディング・ストーリー』
今一番見たい。
『ダーク・クリスタル』
『扉を開けて』（アニメ）
進行状況などは、ほとんどかやの外なんでよく判らない。
キャラクターがどんな服を着るかが一番楽しみ。
『グリーン・レクイエム』
私の書いた女の子がどれだけかわいく写るのか楽しみ。

本文中に登場するTV特撮番組

『宇宙刑事シャイダー』
最近見ている。馬鹿な世界侵略をするんだって喜んでしまう。
『ウルトラマン』
子供の頃は見てはいたけどあまり印象には残っていない。
リバイバルでTVで見たら、怪獣の背中のチャックが見えたりピアノ線が見たりする。そういうところがたまらなく好き。
『ウルトラセブン』
子供の頃は見てはいたけどあまり印象には残っていない。

本文中に登場する怪獣の名前

註

P.164(1)

新井　見るのはいいんだけど、書くのはだめなんですね。書く方だと人体バラバラの方が好きです。そういう意味でいうとね、『狼男アメリカン』なんかの、人体が腐っていくシーンなんかが好き。腐らす、切断する、バラバラにするっていうの、大好き。だから手塚真さんの映画も好きですね。前に手塚さんの八ミリ映画に出ませんかって話があった時、これは殺される役だなって思ったのね。もし、映画に出るんだったら殺される役がいいな、そしたらやっぱり！（笑い）

この「八ミリ映画」とは、「もんもんドラエティ」で放送された「お茶の子博士のHORROR THEATER」だと思われます。

P.164(2)

新井　この間ね、『SFイズム』の別冊で特殊メイクを体験したのね。顔がライオンに変身するやつ。すごく面白かった。

星　特殊メイクって大変でしょう。

新井　時間はかかりましたね。型どりの時なんか、汗はふけないし、もう死にそうな思いをしてね。

「『SFイズム』の別冊」とは『SPECIAL MAKE-UP EFFECTS』だと思われます。