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小説　野性時代　2012年5月号

vol.102

書誌情報

• ［出版社］角川書店
• ［発行日］2012/04/12
• ［発売日］2012/04/12
• ［雑誌コード］62332-05
• ［PAGE］674
• ［価格］680円（本体648円）
• ［カバー］撮影｜ホンゴユウジ、スタイリング｜渡邉美奈、モデル｜ふくちゃん、CGデザイン｜4d、イラスト｜長崎訓子
• ［備考］月刊の小説誌。毎月12日発売。

特集：星新一にまなぶショートショートの作法

• 「マイベスト・ショートショート」
  • 「包囲」（選者：新井素子「私の好きなショートショート」）
  • 「金色のピン」（選者：恩田陸「計算された効果」）
  • 「暑さ」（選者：貴志祐介「「暑さ」を読み解く」）
  • 「午後の恐竜」（選者：有栖川有栖「思いつきを傑作にする」）
• 「項目別　星新一からまなべ！」（大森望）
  • Ⅰ　ホシ氏にまなぶ発想術−アイデアの技法
  • Ⅱ　ホシ氏にまなぶ文体術−やさしい文章の書き方
  • Ⅲ　ホシ氏にまなぶ寓話の極意−半世紀経っても古びないコツ
  • Ⅳ　ホシ氏にまなぶディテール術−読者に訴える言葉の発見
• コラム：「父・星新一の横顔」（星マリナ）
  1. クリップの遺伝子
  2. エヌ氏からの電話
  3. 愛用の物語
• 「ショートショート・ブックガイド」（大森望）
  1. 海外のショートショート作家たち
  2. 日本のショートショートの黎明
  3. 星新一以後の作家たち

新井素子関係の内容

「マイベスト・ショートショート」（P.10-55）

P.10の冒頭にはこのように書いてあります。

数ある星新一作品の中から一篇を選び、ショートショートの書き方を分析してもらおうという贅沢な企画。作品を読んで感嘆、コメントを読んで膝を打つこと請け合いです。

新井素子・恩田陸・貴志祐介・有栖川有栖の四氏が選んだお気に入りの星新一作品と、その作品についての各氏のコメントが掲載されています。

新井素子さんが選んだのは「包囲」（新潮文庫『ボッコちゃん』所収）。コメントは「私の好きなショートショート」というタイトルで、この作品の凄さを語っておられます。