G・W爆発号
カラー2ページで掲載。
旅行のルートは宇野線・倉敷→島根→萩→青海島→津和野→秋芳洞→山口駅。新井素子さんがTVで見たCMの「おいでませ山口へ」というのは山口県観光連盟のキャッチフレーズで、2019年現在も使われています。
作品リストは「ひでおと素子の愛の交換日記」一覧を参照のこと。
P.149-150に「ひでおと素子の愛の交換日記」に関する投稿が掲載されています。
★今〈バラエティ〉4月号を前に、とても複雑な心境でハガキを書いております。あ、あの美少女SF作家といわれる新井素子さん（注：「さん」に傍点）（と書くべきでしょう。まさかちゃん（注：「ちゃん」に傍点）などとは……）が、こともあろうに妻子持ちのあじましでお（吾妻ひでお）と「愛の交換日記」なるものを交わしているとは。これでは、お二人の連載開始を素直に喜べないところではありますが、阿素湖素子さんの手前もあるようなので、素直に喜ぶことにします。お二人の関係は、某誌で行われたタラコ対談からなんとなく予感がしていたのですが、まさか〈バラエティ〉に、しかもこんな形で登場するとは思いませんでしたョ。〈バラエティ〉様々です。とにかく、やるなら長期連載！ お二人とも頑張って下さい。僕の思うには、ネコのテーマがよいのでは……。それから、吾妻さんのイラストでは素子さんの髪型が前と違っていたのですが、当の本人も髪型を変えたのですか。（※住所は略・高橋英樹・17歳・高校生）
――何やら成人式の晴れ着のために髪型も新調したそうですが、目下はそのパーマがとれろと願っているという噂です。 編集部
『少年／少女ＳＦマンガ競作大全集 PART7』（東京三世社／1980年）に「恐怖のタラコ対談」が掲載されたのでした。
★万才！ 新井素子さんが遂に〈バラエティ〉に！ あの極端な口語体文章、会話だけで話をつなぐ技術（？）。「あたしの中の……」が特に傑作。知らない人はぜひ読んで下さい！ でも僕にゃ手の届かない立教大学にいるんだものなあ。せめて○×大学くらいなら僕にも希望がもてるのに。せめてなりたや後輩に。（※住所は略・黒川朗・16歳・高校生）
★程度が高いのか低いのかよく分からない雑誌に、吾妻ひでおのイラストが載るとゆーので立ち読みで見たら、な、なんとカラーマンガではないか！ えーい、330円。持ってけドロボー。新井さーん、僕がネコ語を話せるよーになったら、一緒に百年戦争にまざりましょーね。（※住所は略・大崎健・19歳・大学生）