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コミックスクライマックス　エッチ編

マンガのエッチシーンばかりを集めたオムニバス！

書誌情報

【単行本】

• ［著者］永井豪・柳沢きみお・えびはら武司・・山本直樹・三浦みつる・吾妻ひでお・江川達也
• ［出版社］竹書房
• ［発行日］1995/09/28
• ［ISBN］4-88475-880-3
• ［PAGE］226
• ［価格］980円（本体951円）
• ［表紙イラスト］永井豪「ハレンチ学園」

内容

• はじめに
• 「ハレンチ学園」……永井豪
  • 推薦人エッセイ：鈴木邦男（評論家）「ハレンチ学園にはマンガの原点がある　ためになる今のマンガはどこか評論的じゃないか」
  • 「モーレツごっこ」（『週刊少年ジャンプ』1969年14号、15号掲載分）
• コラム1：三流エロ劇画から美少女系へ　エッチマンガ誌の四半世紀！
• 「青き炎」……柳沢きみお
  • 推薦人エッセイ：増井修（ロッキング・オン編集長）「柳沢きみおの驚異的量産体制の秘訣は作画に対する執着のなさ、にある」
  • 「聖女」（『ヤングサンデー』1990年7号掲載分）
• コラム2：世紀末なんてカンケーないよ！　元気な美少女系エッチ同人誌
• 「まいっちんぐマチコ先生」……えびはら武司
  • 推薦人談話：ダチョウ倶楽部（タレント）「マチコ先生みたいにきれいで、エッチで、スタイル抜群な先生が、学校にいたらなあ〜」
  • 「新任麻衣マチコ先生」（『少年チャレンジ』1980年5月号掲載分）
• コラム3：東京・新宿ピンクビラの無冠の帝王＝遊人
• 「あさってDance」……山本直樹
  • 推薦人エッセイ：大泉実成（ノンフィクションライター）「オバサンと神とアサハラを相手に戦い続ける山本デビルマン直樹のその姿は、美しい……」
  • 「It's very very long orgasm.」（『ビッグコミックスピリッツ』1989年28号掲載分）
• コミクラ対談：山本直樹×唐沢俊一
• 「Theかぼちゃワイン」……三浦みつる
  • 推薦人エッセイ：西村知美（タレント）「春助ってふだんはがさつな男だけど、決める時は決める男らしい男！　女の子はそこにググッとくるんです！」
  • 「お守り袋でI love You」（『週刊少年マガジン』1982年36号掲載分）
• コラム4：明日も元気だ！　『やる気まんまん』
• 「海から来た機械」……吾妻ひでお
  • 推薦人談話：新井素子（作家）「吾妻さんの絵は、すっごくかわいい。女の子も、変な生き物も、出てくるものすべてがかわいいんです」
  • 「海から来た機械」（『少女アリス』1981年25号掲載）
• コラム5：いわゆる「ロリコンマンガ」の系譜
• 「BE FREE!」……江川達也
  • 推薦人エッセイ：鴻上尚史（劇作家）「エッチで、全編エネルギッシュ、かっこよくてどこか虚無的な匂いの漂うマンガだ。」
  • 「DREAMY CREAMY」（『コミック・モーニング』1984年8号掲載分）
• コラム6：レディースコミックは即物的エッチの世界だ（唐沢俊一）
• あとがきにかえて
• 特別ふろくマンガ：「エッチの花園」唐沢なをき

※推薦人の肩書きは発刊当時のもの。

新井素子関係の内容

推薦談話：「吾妻さんの絵は、すっごくかわいい。女の子も、変な生き物も、出てくるものすべてがかわいいんです」（P.166-167）

この本では、収録された「エッチマンガ」を推薦するエッセイや談話が掲載されておりまして、吾妻ひでおの「海から来た機械」を新井素子さんが推薦しております。

いつもは自分の書いた物が雑誌に載るのは恥ずかしいが『ひでおと素子の愛の交換日記』だけは毎回楽しみだった、吾妻ひでおの描く「新井素子」が本人よりかわいいのでギャップを感じたファンもいたかも、というようなことを仰っています。

このページに掲載された新井素子さんのプロフィールは次の通り。

1960年東京生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。『あたしの中の・・・・・』で第1回奇想天外ＳＦ新人賞佳作受賞。17歳でデビューという早熟の天才派である。代表作は『グリーン・レクイエム』『おしまいの日』など。文中の『ひでおと素子の交換日記』（全4巻）は角川文庫で好評発売中。

「あたしの中の……」の「・」が5つだったり、『交換日記』のタイトルに「愛の」が付いてなかったりします。