「SFケース・スタディ」に送られたファンジンの中から厳選した10篇の作品と、日本ファンジン大賞に選ばれた2編の作品の講評と、併せてSFファンジンの現在を語る対談。
P.168に新井素子さんの名前が登場してきます。
巽 では、波津尚子さん、『イスカーチェリ』からですが、「養育」。
荒巻 ちょうど新井素子の大衆性と、山尾悠子の高踏性というかな、その二つの中間的な作家なのね。
巽 わりと荒巻さんのルーツを感じさせるところもある。
荒巻 いや、ぼくとはちょっと違うね。しかし育ててみたい。
ファンジン月評のコーナーです。P.245の「ファンジンリスト〈10月〉」の〈個人作家対象誌〉の中に新井素子FC宇宙魚さんの名前が登場しています。
『宇宙魚』１〜６号――新井素子未公認ファンクラブ（※発行者の住所は略）
Ｂ５手書きオフ格４〜８頁。昨年十月よりほぼ各月刊で出ている。内容は作品評、会合レポートその他。
P.321に大阪市・海森羽機による「ラビリンス」のサーラのイラストが掲載されています。
会の紹介と会員募集の告知です。
「宇宙魚」は、新井素子さんのファンであることを共通事項として集まった人々が、新井素子さんの人と作品をネタに活動しているファンクラブであります。作品評を中心とした会報（手書きオフ八頁）を毎月発行し、先日会誌「ネプチューン」（手書きオフ八十四頁）ができ上がりました。東京地方ではほぼ毎月お茶会を開いています。また、新井素子さんに絵をお願いしたＴシャツ、トレーナーの製作も進行中です。
……とまあ、ごく普通のＦＣを装ってはいますが、いつかは「××××」の格好でコスチューム・ショウに出て、光瀬杯をとろう！ という考えがないわけでもありません。
会誌発行とイラスト募集の告知です。
「プシキャット」で先頃募集した新井素子女史の小説イメージイラスト集がやっとできあがりました。どうぞ買ってやってください。
◎内容 素子女史の小説全般のイメージイラスト。執筆メンバー五名
◎体裁 Ｂ６判、コピー誌、十六頁
◎頒価 二百五十円（送料共）為替で
前記のものをＶＯＬ１として、ただ今ひき続きＶＯＬ２のイメージイラストを募集しています。サイズはハガキ大で裏にメッセージを書いて送ってください。新井素子女史の小説なら、どれについてのイメージイラストでも結構です。