空想科学読本7

書誌情報

【単行本】

表紙カバーの折り返しに書いてある内容紹介より。

希望する高校の図書館に「空想科学 図書館通信」を送り始めて2年、柳田理科雄のもとには、毎日たくさんの質問が届くようになった。

それらの中から38の質問に答えたのが本書である。

掲載した質問は、高校生や中学生からのものが30、先生や職員からが5,大学生1、タレント1、近藤ゆたかさん1。

質問をジャンル別に見ると、漫画・アニメに関するものが25、特撮など5、昔話や童話4、小説1、分類不能2、不二家のペコちゃん1。

これら多岐にわたる質問に対して、柳田理科雄は一歩も退かず、科学と想像力を武器に、感動と爆笑の結論を導き出す!

内容

新井素子関係の内容

こんな質問が! 36:柳田さん、髪の毛で光合成ができるとして、生きるためには、どれくらいの髪の量が必要ですかねえ?(P.232-238)

初出は「空想科学 図書館通信」第78号。質問者は本書のイラスト担当、近藤ゆたか氏。『図書館通信』第75号に「髪で光合成ができたら」などと突拍子もないことを言い出すこともあった教え子が後に細胞生物学者になった、という話題が掲載され、それを読んだ近藤氏が著者に「グリーン・レクイエム」のことを教えたそうです。それがこの質問に繋がったとのこと。この章では著者の知識を元に、この質問に対する考察が行われています。

(欄外にこの記事を読んだ女子高生の読者からの投稿が掲載されています。『グリーン・レクイエム』は最近、創元SF文庫からリバイバルされたので皆さんも読んでね、という心温まる内容でした。)

小見出し

〈凪さんに教えて頂きました。ありがとうございました。〉

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