SFなんでも講座

ジュニアSF選 別巻

書誌情報

【単行本】

内容

他にコラム「SFこぼれ話」を収録。各タイトルは下記の通り。

新井素子関係の内容

「日本のSFの歴史」(P.45-72)

P.69「雑誌・文庫全盛期」の項に新井素子さんの名前が登場します。

昭和四十九年に盛光社より第二のSF雑誌「奇想天外」が刊行され、ファンに期待されたが、その年の十月号で休刊となった。その後、奇想天外社が独立し、昭和五十一年に日本人作家の作品とコラム、エッセイを中心に編集されたSF専門誌として復活した。

復刊した「奇想天外」誌の新人賞からは、新井素子(『あたしの中の……』『グリーン・レクイエム』)、大和真也(『眠り姫にキス』『風吹く夜はラグタイム』)、谷甲州(『惑星CB18越冬隊』『エリヌス――戒厳令』)などの若手SF作家が生まれた。新人賞以外では、夢枕獏(『幻獣変化』『キマイラ朧変』)、高井信(『うるさい宇宙船』)、津山紘一(『宇宙料理店』『架空の街の物語』)、式貴士(『連想トンネル』『カンタン刑』)らが人気を得た。

ジュニアSF選(横田順彌・編)

  1. 『月こそわが故郷』
  2. 『呪われた翼』
  3. 『果てしなき多元宇宙』
  4. 『クロッカスの少年』
  5. 『赤いさばくの上で』

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