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ARIEL 03
書誌情報
【新書】
- [著者]笹本祐一
- [発行]朝日新聞社(ソノラマノベルス)
- [発売]朝日新聞出版
- [発行日]2008/04/30
- [ISBN]978-4-02-273827-1
- [PAGE]490
- [価格]1,200円 + 税
- [装画・挿画]鈴木雅久
- [カバーデザイン]雷門風太(竹工房)
- [備考]長編SFロボット・アクション・コメディ
『ARIEL』文庫本を2冊ずつ合本にして出版されている新書版です。「03」は第5巻と第6巻+書き下ろし短篇が収録されています。
内容
- 第17話・第18話 女子高生西へ(前・後編)
- 第19話 キャリア・ガールは振り向かない
- 第20話 ロング・ディスタンス・コール
- 第21話 たった一人の侵略
- 第22話 ウェディングベルは誰のために
- マイナス3話 昭和一五年のからくり天狗
- あとがき
- 解説(柏崎玲央奈)
新井素子関係の内容
「第20話 ロング・ディスタンス・コール」(P.245-293)
銀河帝国の零細侵略企業、ゲドー社に所属するA級戦艦オルクスが報奨金目的に地球侵略にやってきた、というのが物語の背景です。
シモーヌ・トレファン女史(オルクスの経理部長)とトマス・ゲルニカ(有力企業ゲルニクス社社長の三男坊)の政略的お見合いが行われたのが、料亭「緑幻荘」(トポリス支店)でした。(P.272)『ARIEL読本』によれば、名前の元ネタは新井素子さんの『緑幻想』であるとのことです。
ちなみに、二人の結婚式がまさに挙行されんとした結婚式場の名前は『銀英殿』と言います。