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文学じゃないかもしれない症候群
書誌情報
【単行本】
- [著者]高橋源一郎
- [出版社]朝日新聞社
- [発行日]1992/08/01
- [ISBN]4-02-256489-X
- [PAGE]225
- [価格]1,300円(本体1,262円)
- [装幀]日下潤一
- [装画・扉絵・マンガ]松苗あけみ
- [備考]帯に「超おもしろポップな地上最強の文藝評論集」とある。
【文庫】
- [著者]高橋源一郎
- [出版社]朝日新聞社(朝日文芸文庫)
- [発行日]1995/10/01
- [ISBN]4-02-264082-0
- [PAGE]223
- [価格]570円(本体553円)
- [装丁]熊澤正人
- [装画・扉絵・マンガ]松苗あけみ
- [備考]単行本版より「初出紙・誌一覧」を削除。「文庫版あとがき」を追加。
収録内容
- 名作はつらいよ
- 「'90春夏コレクション」を見る
- 幽霊の正しい描き方
- 文芸時評
- ドンキ・ホーテのごとく
- 懐かしい文学
- 戦争とことば
- なんだ、それは?
- 「陰毛」と悲しみ
- ひょうたん島のゆくえ
- 言文一致の運命
- まる子とジョイス
- 私が光源氏です
- クソと自伝
- 男前になってほしい
- フェミニズムとモード
- 労働と人生
- 東スポ伝説と十九世紀パリ
- 「有害」コミック問題を考える
- 野蛮になりたい
- 終末から発生へ
- 偽モナリザの微笑
- 翻訳の量子力学
- 旅と恋愛の量子力学
- ラカンのぬいぐるみ
- 「新人」とアレゴリー
- 起源のSFとSFの起源
- 未来へのメッセージ
- 「良心」について
- 少数派としぐさ
- 「文」の運命
- 「脱線」について
- 退屈な文芸時評
- 威張るな!
- 「正義」について
- あとがき
- 初出紙・誌一覧
新井素子関係の内容
文芸時評「ラカンのぬいぐるみ」(単行本版P.153、文庫版P.151)
新井素子の訳書『ぬいぐるみさんとの暮らし方』からの引用と小説『くますけと一緒に』の批評がある。
初出
- 名作はつらいよ――「本の雑誌」1991年10月号
- '90春夏コレクションを見る――「海燕」1990年4月号
- 幽霊の正しい描き方――「群像」1990年3月号
- 文芸時評――「朝日新聞」1991年1月28日〜1992年3月26日
- 「正義」について――「Literary Switch」第2号1991年7月15日
〈神内さんより情報を頂きました。ありがとうございました。〉
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