百億の昼と千億の夜

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インタビュー:「新井素子が選ぶ「日本のSF」10冊」

「(前略)矢野徹は『カムイの剣』で、光瀬龍なら『百億の昼と千億の夜』というのは、どこからも文句は来ないと思います。『カムイの剣』は、とにかくお話として面白かった。それ以上は説明できないし、言うべきこともないですね。

『百億の昼と千億の夜』も、”美しいから読んでください”という以外には言葉が見つかりません。時間に圧倒されるという感覚は、この作品が一番強いですね。空間のすごさに驚く小説はほかにもあるけど、時間の果てしなさに圧倒されるのはSFならでは。それが堪能できる作品でしょう」

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