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週刊プレイボーイ　1982年9月21日号

書誌情報

• ［出版社］集英社
• ［発行日］1982/09/21
• ［雑誌コード］20673-9/21
• ［PAGE］228
• ［価格］180円
• ［表紙モデル］水野きみこ

新井素子関係の内容

座談会：「”ライフスタイルのＳＦ”を書いていきたい――」（P.123-125）

• 【参加者】新井素子、大原まり子
• 【司会】安田均（SF評論家）
• 【備考】”「PB BOOK-MART」　Talk in”のコーナーにて掲載

文中他に事実誤認が多く、いまいち信用ならない座談会です。誤った記述をチェックしてみましょう。

1. 新井素子さんと大原まり子氏の顔写真が入れ替わっている。
2. 新井素子さんが昭和33年生まれと書いてあるが、正しくは昭和35年（1960年）生まれ。
3. 大原まり子氏の出身校が「清心女子大」と書いてある。正しくは「聖心女子大」。
4. 安田均氏が大原まり子氏の短編「親殺し」（短編集『一人で歩いていった猫』所収）を新井素子さんの作品として語っている箇所があり、しかもそのまま話が続いている。
5. 星雲賞が今年で8回目と書いてあるが、新井素子さんの「ネプチューン」が受賞したのは第13回の星雲賞。
6. 「ジョージ・アリアルマーソン」ではなくて「ジョージ・R・R・マーティン」。
7. 平井和正の『幻魔大戦』（角川文庫）は全14巻と書いてあるが、1982年9月の時点では既に18巻まで刊行されていた。角川文庫版は翌1983年に全20巻で完結した。

単純な校正ミスと事実誤認の連発はちょっとひどいと思います。

小見出し

• 「作品が完結するか不安なんです」
• ライフスタイルとしてのSF
• 最近のSF面白小説は？

新井素子さんの発言中に登場するSF小説

• 『夢幻惑星』川又千秋
• 『反在士の鏡』川又千秋
• 『火星人先史』川又千秋
• 『ヴァンパイヤー戦争』笠井潔（文中の記述では「ヴァンパイア・ウォーズ」）

『ヴァンパイヤー戦争』に関しては、角川文庫版第2巻に新井素子さんが解説を書いています。→『ヴァンパイヤー戦争』第2巻