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月刊カドカワ 1989年11月号
書誌情報
- ［出版社］角川書店
- ［発行日］1989/11/01
- ［雑誌コード］13533-11
- ［PAGE］322
- ［価格］560円（本体544円）
- ［備考］巻頭特集は、プリンセス・プリンセス「グローイングアップ・ストーリー」（70ページ）
新井素子関係の内容
特集：「まるかじり新井素子スペシャル 完全保存版」
「新井さんの胸のうち――50のＱ＆Ａ――」
新井素子さんが50の質問に答えた「Ｑ＆Ａ］です。
新井さんの扉を開けて――ということで胸のうちをうかがいたく、しかし傍若無人な編集部の質問もなんのその……絶句する答えがかえってまいりました。
質問項目
- 新井素子さんの素はなんでしょうか？
- 才能と努力とどちらが大切ですか？
- 簡単に新井素子になる方法は？
- 他人がつくったイメージで、自分がいちばん近いと思うものはどのようなイメージですか？
- 沢口靖子さんと御自身の共通点は？
- 陣内孝則氏より、旦那様が勝っている点と、同点のところをあげてください。
- TV『結婚物語』は、いかがでしたか？ 原作者としてひとこと……。
- 結婚は必然ですか？ 偶然ですか？ それとも……。
- 新井家のタイプを言うならば……
- その1・夫唱婦随型。
- その2・夫婦勝手型。
- その3・夫婦共存共栄型。
- 八百屋さんと肉屋さんと酒屋さんとパン屋さん。活用頻度の高いものから、並べてください。
- スパゲティは何スパがお好きですか？
- では、新井素子さんのこれは御自慢！ というものは？
- 料理で素子スペシャルをあげるなら？
- 妻であることの最大の喜びは？
- 旦那様を、最も遠く感じる時って、どんな時ですか？
- 旦那様に望むことは何でしょうか？
- 膝枕はしてもらう方ですか？ してあげる方ですか？ それとも……
- 今、お持ちの一番古いぬいぐるみは？
- 一等大切にしている服は？
- ひとつのぬいぐるみに対しての愛の大きさが変わることがありますか？
- 旦那様のことを今現在、何と呼んでいらっしゃいますか？
- 素子さんの愛称は？ 旦那様の場合、お友だちの場合、ファンの方の場合……。
- ファンの方にあてて、ひとことお願いします。
- しゃべることと考えること。どっちが早いですか？
- 作家時間は何時間ですか？
- ファミコン・パソコンは、敵ですか？ 味方ですか？ どっちつかずですか？
- 新井さんにこれを言うと、必ず原稿がもらえるという言葉がありますか？
- ライバルは、ずばり誰ですか？
- 真の新井素子小説の場面を具体的にお願いします。
- 影響をうけた作家は誰ですか？
- これから対談したい人（架空の方でも、現実の方でも）は、どなたですか？
- 自分の文体を特徴ある文体だと思われますか？
- 小説の中で、この言葉だけは使いたくないという言葉がありますか？
- 誰にでもできる小説の書き方を教えてください。
- 誰に向かって小説を書いていますか？
- 手相と星占いと四柱推命とタロット占いでは、どれを信じますか？
- 嫌いな数字は？
- 今、猛烈に恐いものは何でしょう。
- オタク族について――？
- 今、髪の毛の長さは何センチですか？
- つらい時はどのようにして、自分自身を回復させますか？
- お金をドブに捨てたなあと思ったのは、何に使ったときでしたか？
- 今までで、最も高い買い物は？
- 外出する時、サイフの中にはいつもいくらぐらい入っていますか？
- とにかく何でも許される状況であったとしたら、何に挑戦したいですか？
- ほんとうに秘密にしていることって、いくつもっていますか？
- 新井さんは、いつか生まれ変わるでしょうか？
- 二十年後の新井さんは、何をしていると思いますか？
- 新井さんの夢は？
- 新井さんの笑い声を文字にすると？
モト・コレクション 新井さん家（ち）の子供たち
- 【内容】ぬいぐるみ23匹を写真つきで公開
- 【名前】パルコ、おたまじゃくし、くろわに、みうらわーにゃん、ミス・エスカル（略称エス）、キナ、えくとぷらずむ、ゴマちゃん、白血球（略して、はっちゃん）、ぬりかべ、ざいあ、くまあし、わなし、あなし、くろみかえり、ねずみかえり、ちゃわ、しろしろ、＜わにタワー＞大白、しろわに、しろこ、わにわに、しろさる
- 【ページ】98,99
モト・ワールドDATA FILE
新井素子さんの著書を文庫を中心に網羅！ ご自身の生の声とあわせてお届けします。
この時点で出版されていた著書を一挙に紹介。新井素子さんご自身がそれぞれの本にコメントを付けております。ちなみに、最新刊はこの年11月中旬刊行予定の『ぬいぐるみさんとの暮らし方』でした。
『二分割幽霊綺譚』に出てくる「第13あかねマンション」への道順は某出版社へのもの、というのは興味深いです。
連載小説：「ふたりのかつみ」第三回
- 【サブタイトル】とりあえず、もとの世界へ
- 【イラスト】吾妻ひでお
- 【ページ】104-119
読者投稿ページ：「月刊読者」
四日市市の17歳の男性の方の”「ふたりのかつみ」これからのふたりが楽しみです。”という投稿が掲載されています。
編集後記：「月刊編集者」
編集者のコメント中に新井素子さんの名前有り。
新井素子さま。わたしもあなた様を見習い、必ずや自分自身が信じられる旦那様を持つことを、ここに誓います。平成元年神有月。〈さえ〉
関連情報
『ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド2』（復刊ドットコム／2016年）に、「新井さんの胸のうち――50のＱ＆Ａ――」からの抜粋と吾妻ひでお氏の漫画が収録されました。
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