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The S-F Writers　S-Fマガジン1995年11月臨時増刊号

現代日本SF作家25人作品集

書誌情報

• ［出版社］早川書房
• ［発行日］1995/11/01
• ［雑誌コード］01976-11
• ［PAGE］452
• ［価格］1,600円（本体1,553円）
• ［表紙］吉永和哉×WONDER WORKZ。
• ［備考］
  1. SF作家25人の最新短編を一度に読めるという、とても豪華な増刊号でした。
  2. 各作品に「プロフィール」と「著者からのひとこと」が掲載されています。
  3. 巻末に「作家別著作リスト」があります。

掲載作品

• 新井素子「大きなくすの木の下で」
• 大原まり子「ラヴ・チャイルド（チェリーとタイガー）」
• 梶尾真治「木曜日の放課後戦士」
• 川又千秋「彩南島航海記」
• 神林長平「幽(かす)かな効能、機能・効果・検出」
• 菊地秀行「旅人たち」
• 草上仁「ラスト・メディア」
• 久美沙織「夜明けのババアいや！―インタビュー・ウィズ・オールド・レディ―」
• 栗本薫「ファースト・コンタクトの終わり」
• 椎名誠「漂着者」
• 清水義範「バイライフ」
• 菅浩江「賤(しず)の小田巻」
• 高千穂遥「虚船(うつぼぶね)」
• 田中芳樹「風梢将軍」
• 谷甲州「猟犬」
• 東野　司「父はロボット」
• 中井紀夫「絶壁」
• 野田昌宏「火星を見た尼僧――クロチルドの湖(うみ)」
• 火浦功「ただのバカ一代」
• 眉村卓「茅花(つばな)照る」
• 岬兄悟「球の内側」
• 光瀬龍「遠い入江」
• 村田基「最後の教育者」
• 山田正紀「メタロジカル・バーガー」
• 夢枕獏「真言士」

新井素子関連の内容

小説：「大きなくすのきの下で」

• 【文】新井素子
• 【イラスト】加藤洋之＆後藤啓介
• 【ページ】6-21

扉ページには下記のような惹句が書いてあります。

夫が買ってきた絵に、妻はわれしらず不快感をおぼえるのだった。

筆者紹介（P.9）

●プロフィール

1960年東京生まれ。「あたしの中の……」で第1回奇想天外新人賞佳作入選。審査員の星新一氏の激賞を受ける。

少女の話し言葉を活かした独特の文体と、それとは対照的な破壊的イメージが頻出するストーリイが人気を博し、SFファンのアイドル的存在となる。

植物と心を通わせる力を持った緑の髪の少女のせつない恋を描いた「グリーン・レクイエム」は81年第12回星雲賞日本短編部門を、海の精に魅せられた青年を描いた「ネプチューン」は翌年第13回星雲賞日本短編部門を、それぞれ受賞した。

●著者からのひとこと

先日旦那が絵を買いました。しかも、買う時に、「絶対自分で釘を打ってちゃんと掛けてね」って念を押したのに、もう半年近く、絵はリビングに立っています。（うちの壁はコンクリだから、普通の釘が打てないの）。絵に恨みはないけれど……はっきり言って、とても邪魔だ！

「作家別著作リスト」（P.452-394）

アイウエオ順に掲載。新井素子さんのリストはP.451-450。

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