1992年4月号増刊
『電楽』は光栄（現・コーエー）が発行していたパソコン雑誌で、1991年に創刊されました。未確認ですが半年ほどで休刊したようです。
編集後記によれば、創刊号（1991年11月号）の第2特集「大のオトナのゲーム派宣言」が好評だったために、このようなゲーム特集の別冊を作ったとのこと。表紙には「電脳ゲームによる知的快楽のススメ」と書いてあります。
ゲーム好きな著名人にゲームとの関わりについて聞いたインタビューです。インタビュアーは与志田拓実。最初のページにはこのような文章が書いてあります。
今やゲームは子供だけのものではない。ひとつの確固たる文化として、そこに存在するものだ。カミさんの目を、子供の目を盗み、こそこそと遊んでいた大人たちよ、今こそ堂々と、ともに同じ時間を過ごそうではないか！
登場したのは下記の人たちです。（）内の職業は掲載されていたプロフィールより。
新井素子さんのインタビューはP.10-11に掲載されています。ゲームとの関わり、その魅力などを語っておられます。カラー写真あり。（撮影・野内幸雄／撮影協力・坂井屋中村橋店）
この当時、「レミングス」がお気に入りだったようです。
ゲームの魅力ということでは、キャラクターとそのグラフィックに惹かれます。今とても気に入っているものに『レミングス』があるんですが、これは何がいいかというと、オープニングのデモがカワイイ！ 面白い上に可愛さというのがつくものに、私はとても弱いんです。