カドカワ文芸ムック 64
2007年11月11日（日）に立教大学池袋キャンパスにて行われた日本推理作家協会設立60周年記念イベント「作家と遊ぼう！ ミステリーカレッジ」のメモリアルブック。
イベントの内容については下記のサイトを参照のこと。
イベントの模様を伝える写真が多数掲載されています。P.9に新井素子さんが写っています。舞台上にずらっと並んだ推理作家諸氏の中、逢坂剛氏の右隣に立っています。腕にはエッセルさんを抱えています。
8号館3階8304講堂にて11時〜15時まで開催されたイベントです。このように書いてあります。
講堂の一隅に畳を敷いての囲碁コーナー。
推理作家協会の囲碁同好会メンバーである新井素子・竹本健治両氏を中心に、和気藹々と対局が繰り広げられた。
当初はまばらだったお客さんもその静かな気迫に吸い寄せられてか、やがてわれもわれもと参戦の声が。
後半には北村薫氏がギャラリーに。参戦をこわれるもほほ笑みつつ対局を見守るばかり。そして新井・竹本氏はひたすら熱戦を繰り広げるのであった。
このイベントについて新井素子さんが日本推理作家協会会報に書いたエッセイが掲載されています。（このエッセイは日本推理作家協会公式サイトで読むことができます。→「囲碁対局」新井素子 ※リンク切れ）
出品者の中に新井素子さんの名前があります。「銀のスプーン」を出品したようです。誰がいくらで落札したのか、非常に気になります。
当日は、豪華な自作ビデオ『消えた理事長』『江戸川乱歩賞選考会風景』（「第53回江戸川乱歩賞」選考会のドキュメンタリー）の２本が上映されました。特に『消えた理事長』は、我孫子武丸氏が脚本を書き、京極夏彦氏が撮影・編集を担当、作家・評論家・編集者など総勢50人を超す会員・関係者が出演。様々な意味で実現不可能だった我孫子脚本を、カバーしたのが出演者一同によるアドリブのリアクション。結果50周年の文士劇に匹敵する豪華なドラマとなりました。VTRを基にノベライズしたものを誌上掲載します！
「理事長」とは日本推理作家協会理事長である大沢在昌氏のこと。失踪した大沢氏の行方を関係者に尋ねながら追っていく、というストーリーです。ここに掲載されているのは麻井みよこ氏によるノベライズです。このVTRには新井素子さんも出演していたようで、P.108に登場しています。
一転してアキバ説が濃厚になってきたか……。だが。
新井素子氏「いやあ、そのヘンで昼寝でもなさってるんじゃないですか」
垣根涼介氏「えーっマジですかあ？ ま、いるとしたら便所じゃないですかね。ハア」
あの、昼寝だの便所だのって、一週間経ってますのよ。
〈N/Aさんに教えて頂きました。ありがとうございました。〉