手塚治虫の世界

朝日ジャーナル臨時増刊　1989年4月20号

書誌情報

［出版社］朝日新聞社
［発行日］1989/04/20
［雑誌コード］20116-04/20
［PAGE］198
［価格］500円（本体485円）
［備考］手塚治虫の追悼特集号

アンケート＆エッセイ「私が愛した」手塚治虫

下記の依頼にもとづいて寄せられたメッセージを掲載したコーナー。

編集部の執筆依頼状から。

手塚作品の中で、もっとも愛読した作品、もっとも強い印象や衝撃を受けた作品、つまりあなたにとってのベストワン作品をあげ、その作品について考えること、思い出などをお書きください。手塚氏との交遊録など、氏の人間的側面にふれるエピソードをお書きくださっても結構です。

執筆者は下記の通り。

北杜夫……「火の鳥」
谷川俊太郎……「鉄腕アトム」「火の鳥」
ジェームス三木……「ブラック・ジャック」
中村桂子……「ネオ・ファウスト」
星新一……「ワンダースリー」
青木雨彦……「新宝島」
新井満……「陽だまりの樹」
永井豪……「ロストワールド」
扇谷正造……「ジャングル大帝」「アドルフに告ぐ」
夏目房之介……「ぼくの孫悟空」
衣笠祥雄……「鉄腕アトム」
糸川英夫……「鉄腕アトム」
青木保……「新宝島」「ジャングル大帝」「ブッダ」
津島佑子……「リボンの騎士」
中山茂……※エピソードの紹介
やなせたかし……「アドルフに告ぐ」
川村湊……「フィルムは生きている」
横尾忠則……「ジャングル大帝」
泉麻人……「鉄腕アトム」
安西水丸……「地球一九五四」
森下洋子……※追悼の言葉
小田実……「アドルフに告ぐ」
小田島雄志……「鉄腕アトム」
山田洋次……※エピソードの紹介
新井素子……「バンパイヤ」
秋竜山……「弁慶」
森毅……※エピソードの紹介
加藤典洋……「鉄腕アトム」
田中優子……「ジャングル大帝」「リボンの騎士」
田原総一郎……「鉄腕アトム」
南博……「アドルフに告ぐ」
大岡信……「鉄腕アトム」
灰谷健次郎……「シュマリ」
千住真理子……※エピソードの紹介
なだいなだ……「ブラック・ジャック」「アドルフに告ぐ」
里中満智子……「鉄腕アトム」
赤瀬川原平……「新宝島」
山藤章二……「ジャングル大帝」
亀井俊介……「ジャングル大帝」
立川談志……「火の鳥」
中村とうよう……「火の鳥」
斎藤茂太……「鉄腕アトム」
芹沢俊介……「ブラック・ジャック」「三つ目がとおる」
羽仁進……「三つ目がとおる」
真鍋博……※エピソードを紹介
谷川晃一……「ロストワールド」「メトロポリス」「新宝島」「月世界紳士」
佐佐木幸綱……「鉄腕アトム」
小倉千賀子……「火の鳥・未来編」
大林宣彦……「ロストワールド」
永六輔……※エピソードの紹介
サトウサンペイ……※エピソードの紹介
東野芳明……「ネオ・ファウスト」

新井素子関係の内容

コメント：「長さの割に入り組む物語展開の魅力」（P.143-144）

「私が愛した」手塚治虫のページに掲載されたコメント。高校に入ったばかりの頃に一番最初に読んだ手塚作品が『バンパイヤ』だったとのこと。