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愛してるかいＳＦ

語りおろし

書誌情報

単行本

• ［著者］新井素子・大和眞也・夢枕獏・菊地秀行・矢野徹・柴野拓美・大原まり子・難波弘之・神林長平・DAICON FILM
• ［発行］シャピオ
• ［発売］みき書房
• ［発行日］1985/05/16
• ［ISBN］4-89521-136-3
• ［PAGE］189
• ［価格］960円
• ［装画］吾妻ひでお
• ［挿画］大和眞也・足立守正・米田仁士・二木悠里・大野安之
• ［備考］SF作家やSF関係者による語り下ろし対談・鼎談・講演

収録内容

• 座談会：「ぬいぐるみランドで一緒にお茶を」（新井素子・大和眞也・他ぬい）
• 対談：「SFファンダムの幼年期は終わった」（矢野徹・柴野拓美）
• 対談：「作品を生み出す苦しみと楽しさと」（夢枕獏・菊地秀行）
• 対談：「作家と音楽家、どっちもやりたい」（大原まり子・難波弘之）
• 座談会：「ダイコンフィルム制作おもろ話」（岡田斗司夫・武田康廣・赤井孝美・山賀博之・神村靖宏・清積紀文）
• 講演：「あなたのSFマインドに安らぎあれ」（神林長平）
• 座談会：「ぼくらにとってSFとは」（大原まり子・菊地秀行・斎藤栄一朗・水見稜）
• 鼎談：「あたしたちのSF」（新井素子・菅浩江・大和眞也）

新井素子関係の内容

座談会：「ぬいぐるみランドで一緒にお茶を」

• 【参加者】新井素子、大和眞也、男の気持ち（ラッコ）、焼肉団十郎（コアラ）
• 【場所】新宿センタービル・ライラック
• 【日付】1984年11月3日
• 【ページ】7〜44
• 【イラスト】大和眞也
• 【備考】語り下ろし

「男の気持ち」は新井素子さんちのぬいぐるみ、「焼肉団十郎」は大和眞也さんちのぬいぐるみ。

小見出し

• はじめまして、ボクたちの名前は”焼肉団十郎”に”男の気持ち”です
• 百以上いると全部出しておけないから、ローテーション組んで、寝かしてるのもいる
• 二十三歳の弟とあたしが、ぬいぐるみ持ってかけあい漫才やるの
• 年に三回くらいは献血したい。注射と違って痛くなんかないよ
• 倒れたバイクを立ち起こしできるってだけで、バイクに乗る人、尊敬しちゃう
• 自転車にもバスにもひかれたことあるけど、ほら、何の支障もなく生きてる
• これからは、三人称で書く割合が高くなると思う。話も動かしやすいしね
• 二歳くらいまでの子供は、こわれものって感じで怖い。ぬいぐるみなら修理できるけど
• ラッコのぬいぐるみが登場する話を書こうと思っているけど、これは女の子なの

談話中に登場する本

• 『いたずらラッコのロッコ』（神沢利子・作／長新太・絵／あかね書房）（P.9）

談話中に登場するTV番組

• 『わくわく動物ランド』（P.13）
• 『宇宙刑事シャイダー』（P.37）

談話中に登場する映画

• 『エイリアン』（P.15）

鼎談：「あたしたちのSF」

• 【参加者】新井素子、大和眞也、菅浩江
• 【ページ】178〜189

『SFイズム11号』掲載の「あたしたちの1985年」を改題して収録した。

小見出し

• まずは冬の話で涼をとってください
• 「ヴィジホーン」って何ですかァ？
• ちょっと下世話な話で恐縮ですが……
• 銀河帝国株式会社の有給休暇について

談話中に登場する超空間航法

• アリスドライブ（『反在士の鏡』川又千秋）（P.184）