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「萩原朔太郎」の亡霊

書誌情報

【単行本】

• ［著者］内田康夫
• ［出版社］角川書店
• ［発行日］2011/07/25
• ［ISBN］978-5-04-874128-6
• ［PAGE］334
• ［価格］2,000円＋税
• ［装丁］高柳雅人
• ［備考］内田康夫作家生活30周年＋角川書店創立65周年記念で刊行された「内田康夫ベストセレクション」の中の1冊

新井素子関係の内容

帯の推薦文

本の帯の表紙側に新井素子さんの推薦の言葉があります。

ほんとに読者に愛されて、また、内田さんも読者を大切にする、相思相愛で三十年。おめでとうございます。ちょっと妬けます。

新井素子さんは日本推理作家協会に加入しており、囲碁同好会などで内田氏と親交があるようです。内田氏の住む軽井沢には浅見光彦ファンクラブ『浅見光彦倶楽部』のクラブハウスがあるらしく、「相思相愛」というのはそういう処も指してのことなのかな、と思いました。

ちなみに、角川文庫版の浅見光彦シリーズ『讃岐路殺人事件』には、新井素子さんの旦那さんの解説が収録されています。

内田康夫ベストセレクション

2010年11月から毎月1冊ずつ全15冊が刊行されました。（）内は帯コメントを書いた人です。

• 2010年11月　『鐘』（赤川次郎）
• 2010年12月　『華の下にて』（鳳蘭）
• 2011年1月　『平家伝説殺人事件』（榎木孝明）
• 2011年2月　『皇女の霊柩』（森村誠一）
• 2011年3月　『天河伝説殺人事件』（中村俊介）
• 2011年4月　『明日香の皇子』（西村京太郎）
• 2011年5月　『白鳥殺人事件』（夏樹静子）
• 2011年6月　『平城山を越えた女』（小池真理子）
• 2011年7月　『「萩原朔太郎」の亡霊』（新井素子）
• 2011年8月　『氷雪の殺人』（大沢在昌）
• 2011年9月　『多摩湖畔殺人事件』（逢坂剛）
• 2011年10月　『津和野殺人事件』（藤田宜永）
• 2011年11月　『死者の木霊』（吉原由香里　※旧姓・梅沢）
• 2011年12月　『江田島殺人事件』（羽生善治）
• 2012年1月　『後鳥羽伝説殺人事件』（さだまさし）