新井素子掲示板過去ログ

こんにちは。はじめまして。凪と申します。
７年くらい新井さんのファンをやっています（中途半端ですね……）。
よろしくお願いします。
数日前、『ディアナ・ディア・ディアス』を買いました。新しいやつ。
新井素子ファンとして、記念すべき瞬間でした。
なんとなれば。
初めて、古本ではない新井さんの本を買ったのです！
これで、印税が入ります。少しばかり、恩返しが出来ました。
『チグリスとユーフラテス』を古本屋で見つけた時、自分の知らない作品があった
のだと大喜びして買いました。その後、隣の本屋に行ったら、『チグリスとユーフ
ラテス』が平積み絶賛発売中でした。以来、罪の意識に苛まれていたのですが、よ
うやく開放された気がします。ちなみに、私の『ブラックキャット』は２０円。
それでは、失礼します。

凪さん、初めまして。
素研ホームページ管理人のakaponと申します。
よろしくお願いします。

>７年くらい新井さんのファンをやっています（中途半端ですね……）。

ファン歴に中途半端も何もないっすよ！
でも、新しくファンになった人にも苦労はあるんですねぇ、としみじみ。
確かに、本屋で新井素子の小説を見ることってめったになくなりましたから、本を読みた
いと思ったら古本屋か図書館に行くしかない、かもしれませんね。

>これで、印税が入ります。少しばかり、恩返しが出来ました。

涙が出そうになりました。
こんなに健気なファンがいるんだから、新しい小説を早く書き上げてくれないかな
あ……。

凪さん初めまして。
akaponさんお久し振りです。
一寸前に発言させて頂いたmamazouです。

>でも、新しくファンになった人にも苦労はあるんですねぇ、としみじみ。
>確かに、本屋で新井素子の小説を見ることってめったになくなりましたから、本を読みた
>いと思ったら古本屋か図書館に行くしかない、かもしれませんね。

ほんとに、この頃本屋さんで古いのでも素子さんの本を見つけるのは
とても苦労しますよね。
コバルトなんてぜーんぜん置いてなくて涙が出ちゃいます。
こういう状況を見ていると素子さんが一時代前の売れっ子作家のよう
に扱われているようでとっても悔しいです。

凪>>これで、印税が入ります。少しばかり、恩返しが出来ました。
>こんなに健気なファンがいるんだから、新しい小説を早く書き上げてくれないかな
>あ……。

きっとこうやって本が出ていない間にも素子さんの頭の中では様々な
キャラクターが新しい話を作っているのでしょうね・・・・
もうこうなったら直接素子さんの頭の中にアクセスしてお話をダウン
ロードする手段を本気で考えたくなってきましたね。

とはいっても、そんなこと出来るはずもないですし、ここは一つ古い本
を読んで我慢しないとしょうがないですねぇ・・・

akaponさん、mamazouさん。お返事どうも。改めてよろしくお願いします。

>>でも、新しくファンになった人にも苦労はあるんですねぇ、としみじみ。
苦労します。８２年のふぁんろーどを買ったら、『素子姫』とか『ＳＦ大会』とか、全然知らない世界
が展開していて、なんかズルいですよ。あと１５年早く生まれていれば……。
ラジオドラマは聴けないし、ペンギン姿も見れないし。ほんと辛いです。

>>こんなに健気なファンがいるんだから、新しい小説を早く書き上げてくれないかな
>>あ……。
健気だなんて、とんでもないです。
ただ、新井さんには本当に感謝しているし、尊敬しているから。
高校の時『緑幻想』を読んで、私の人生は変わった気がします。今の自分があるのも新井さんのおか
げ。それにしても、ネットで好きな作品に『緑幻想』があがっているのを見た事がありません。と言う
か、『緑幻想』と言う単語すら、作品リストの中でしか見た事がない……。どうして？

>こういう状況を見ていると素子さんが一時代前の売れっ子作家のよう
>に扱われているようでとっても悔しいです。
そうですね。でも、わかる人はちゃんと判ってる。新井さんは本当にすごい作家です。今の売れっ子作
家よりずっと。新井さんの作品は、自分の子供や孫に読ませたって「おもしろい！」と言わせる自信が
ありますよ。

mamazouです、凪さんお返事ありがとうございました。
>苦労します。８２年のふぁんろーどを買ったら、『素子姫』とか『ＳＦ大会』とか、全然知らない世界
>が展開していて、なんかズルいですよ。あと１５年早く生まれていれば……。
私は凪さんから比べるとファン歴は長いですが小説を読み漁ることに没頭していて
SF雑誌などは全然手薄になっていたのでこういうところでそういう話を聞くと「ど
うしてあの時！」って思って悔しくなっちゃいますよ。
でも、ファンの形も色々なので良いのではないでしょうか？
>ただ、新井さんには本当に感謝しているし、尊敬しているから。
>高校の時『緑幻想』を読んで、私の人生は変わった気がします。今の自分があるのも新井さんのおか
>げ。それにしても、ネットで好きな作品に『緑幻想』があがっているのを見た事がありません。と言う
>か、『緑幻想』と言う単語すら、作品リストの中でしか見た事がない……。どうして？
私も素子さんの小説によってそれまで全然気にしなかったことなども考えるように
なって自分の根本的な価値観に大きく影響を与えらています。
私の場合は「ラビリンス」と「グリーンレクイエム」が人生のバイブル（！！）で
しょうか。
凪さんの「緑幻想」は「グリーンレクイエム」の続編ですが勿論読んでおられます
よね？
「緑幻想」にしても「グリーンレクイエム」にしても話し自体が「面白い！」って
いえる内容ではなく、あえて分類するなら「おしまいの日」「今はもういないあた
しへ」「チグリスとユーフラテス」と同系になるように思います。
このあたりの小説は話題にすると中々重い話になるので出て来にくいのでは？
私事ですが、「緑幻想」は私にとって読み返しにくい一冊なのです。
というのも、「グリーンレクイエム」と「緑幻想」の間は１０年以上開いてますよね。
その間バイブルだったためにかなりの回数読み返していた私の中ではあの話はあの終
わり方で納得だったのです。
ところが続きが出てしまい、「グリーンレクイエム」で納得していた事が掘り返され
てしまってとても残念だったのです。
もう少し短い期間で２冊を読めば２冊ともバイブルになっただろうにと思うと一寸悔
しいです。
これからもよろしくお願い致します

mamazouさん。たくさんコメント頂きまして、ありがとうございます。
こういうのも、ファンをやっていて良かったと思う事のひとつですよね。

>でも、ファンの形も色々なので良いのではないでしょうか？
そうですね。最近は開き直ることが出来てきました。いくら頑張っても、皆さんには追いつけないから。
というか、あんまり競う事じゃないなぁと思えるようになったので。
そんな自分が、少し寂しく感じることもありますが……。

>私も素子さんの小説によってそれまで全然気にしなかったことなども考えるように
>なって自分の根本的な価値観に大きく影響を与えらています。
>私の場合は「ラビリンス」と「グリーンレクイエム」が人生のバイブル（！！）で
>しょうか。
趣味が合いますね。私も『ラビリンス』に影響受けてます。
死んだら、食べられたい。せめて、土葬がいい。なんて思ってます。
半島シリーズは全部好きです。

>凪さんの「緑幻想」は「グリーンレクイエム」の続編ですが勿論読んでおられます
>よね？
はい。続けて２作読んだと思います。私の師である友人に貸してもらって。
映画もビデオで見ました。で、久石譲の『Green Requiem』をその友人にピアノで弾いてもらって。
幸せでした……。

>私事ですが、「緑幻想」は私にとって読み返しにくい一冊なのです。
>というのも、「グリーンレクイエム」と「緑幻想」の間は１０年以上開いてますよね。
１０年……。そんなに間があいていたんですね。気づきませんでした。
私は正直なところ『グリーンレクイエム』の小説にそれほど思い入れがありません（曲にはありますが）。
新井さんがおっしゃっていたように、書きたかったのは『緑幻想』なのだと思ってしまいます。
読むタイミングによって、いろいろな想いがあるんですね。おもしろいです。
そういえば、私は『星へ行く船』シリーズと『星から来た船』シリーズをいっきに読んだんですよ。
贅沢ですねー。完全にあゆみの（新井さんの？）感情同調能力にやられてしまいました。
まあ、いつもそうですけどね。
こちらこそ、よろしくお願いします。

凪さん、こんばんは。
凪さんレスポンスが早いですねー。

>>でも、ファンの形も色々なので良いのではないでしょうか？
>そうですね。最近は開き直ることが出来てきました。いくら頑張っても、皆さんには追いつけないから。
>というか、あんまり競う事じゃないなぁと思えるようになったので。
>そんな自分が、少し寂しく感じることもありますが……。
確かにこういう場所で色々話したりすると自分の知識の無さが分かって「自分ってファン
失格かも」って思っちゃったりしますよね。
でも、凪さんが言うように競うことじゃないわけだから淋しく感じなくても良いのでは？

>>私の場合は「ラビリンス」と「グリーンレクイエム」が人生のバイブル（！！）で
>>しょうか。
>趣味が合いますね。私も『ラビリンス』に影響受けてます。
>死んだら、食べられたい。せめて、土葬がいい。なんて思ってます。
そうそう分かりますよー！
他に「ラビリンス」の影響で私スポーツフィッシングって認められないんですよ。
食べないのに釣って苦しい思いだけさせるなんて許せないですよね！
分かっていただけます？

>>というのも、「グリーンレクイエム」と「緑幻想」の間は１０年以上開いてますよね。
>１０年……。そんなに間があいていたんですね。気づきませんでした。
>新井さんがおっしゃっていたように、書きたかったのは『緑幻想』なのだと思ってしまいます。
>読むタイミングによって、いろいろな想いがあるんですね。おもしろいです。
そうだね、同時に読むと全然違って読めるんだろうなぁ・・・

>そういえば、私は『星へ行く船』シリーズと『星から来た船』シリーズをいっきに読んだんですよ。
うーわー、ほんとに羨ましい。
私が読み始めたときで「カレンダーガール」までで後は出るたびに読んでたからその
度に最初から読み直しましたね。
若いファンの方はそういう贅沢が出来て羨ましいなぁ・・・・

mamazouさん、こんにちは。
レスポンスが早いのは、毎日昼休みに会社からアクセスしてるから。
家ではネットに繋げないので。

>他に「ラビリンス」の影響で私スポーツフィッシングって認められないんですよ。
>食べないのに釣って苦しい思いだけさせるなんて許せないですよね！
>分かっていただけます？
ごめんなさい。それには賛同しかねます。
確かにスポーツフィッシングは、魚にとって可哀想です。それは認めます。でも「許せな
い」とは思いません。私にとっての新井素子的思想は、他人に押し付けるものではなく自
己完結、もしくは自己満足でしかないんです。もし、全てを許せないのなら私は生きてい
けません。『グリーンレクイエム』を読んだ直後（『緑幻想』は未読）にも、植物を踏み
つけて道を歩かなければならなかったし、犬を家畜でもないのにペットとして飼っていま
す。だから、自分が死んだ後は、せめてこの体を何かの為に……と思うのです。「死んだ
後」と言うのが、とっても自分勝手でしょう。生きたまま食べられるのは、やっぱり嫌な
んです。
こんな答は、いかがでしょうか？

凪さん、こんばんは。

>>他に「ラビリンス」の影響で私スポーツフィッシングって認められないんですよ。
>>食べないのに釣って苦しい思いだけさせるなんて許せないですよね！
>>分かっていただけます？
>ごめんなさい。それには賛同しかねます。
>確かにスポーツフィッシングは、魚にとって可哀想です。それは認めます。でも「許せな
>い」とは思いません。私にとっての新井素子的思想は、他人に押し付けるものではなく自
>己完結、もしくは自己満足でしかないんです。もし、全てを許せないのなら私は生きてい
>けません。『グリーンレクイエム』を読んだ直後（『緑幻想』は未読）にも、植物を踏
み
>つけて道を歩かなければならなかったし、犬を家畜でもないのにペットとして飼っていま
>す。だから、自分が死んだ後は、せめてこの体を何かの為に……と思うのです。「死んだ
>後」と言うのが、とっても自分勝手でしょう。生きたまま食べられるのは、やっぱり嫌な
>んです。
>こんな答は、いかがでしょうか？

ははは、自分でも「許せない」は一寸書きすぎたかなとは思いました。
そこまで押し付けるつもりはなかったのですが、あれだけはどうにも可哀想で語調がきつく
なってしまいました。
さらにまた、最近、色々な分野で人間の為だけに作られる食物や動物が多過ぎませんか？
今はまだ食物や動物でとまっていますが、そのうち「通りすがりにレイディ」ではないです
が人間まで作ってしまうのではないかと不安もあって語調がきつくなったかもしれません。

結局私だって嫌いだからという理由だけで虫を殺すし、枯れるとわかってるのに花を摘んだ
りしているんですけどね。
ただ、素子さんの小説を読んでなるべくならそういうことは減らそうという気持だけは持っ
ているつもりです。
そして、凪さんと同じように「死んだ後」には焼かれるのではなく何かの役に立ちたいと思
っています。
ただ、「今はもういないあたしへ」を読んで以来臓器移植は駄目なんですよ、私。
凪さんはどうですか？

こんにちは。mamazouさん。

>ははは、自分でも「許せない」は一寸書きすぎたかなとは思いました。
>そこまで押し付けるつもりはなかったのですが、あれだけはどうにも可哀想で語調がきつく
>なってしまいました。
>さらにまた、最近、色々な分野で人間の為だけに作られる食物や動物が多過ぎませんか？
>今はまだ食物や動物でとまっていますが、そのうち「通りすがりにレイディ」ではないです
>が人間まで作ってしまうのではないかと不安もあって語調がきつくなったかもしれません。
人間、増えすぎちゃいましたからね。普通の食物連鎖では、追いつかないんですよ、生産効率
の良い生物を生み出さないと。おいしいものも食べたいし。病気にはなりたくないし。
それに、私はレイディ大好きなので、レイディみたいな存在を生み出しちゃいけないとは思う
んですけど、どうも好奇心の方が勝ってしまう。科学大好きだし。私はきっと、mamazouさん
にとって好ましくないタイプの人間ですね。

>結局私だって嫌いだからという理由だけで虫を殺すし、枯れるとわかってるのに花を摘んだ
>りしているんですけどね。
>ただ、素子さんの小説を読んでなるべくならそういうことは減らそうという気持だけは持っ
>ているつもりです。
>そして、凪さんと同じように「死んだ後」には焼かれるのではなく何かの役に立ちたいと思
>っています。
>ただ、「今はもういないあたしへ」を読んで以来臓器移植は駄目なんですよ、私。
>凪さんはどうですか？
臓器移植……。考えた事なかった。
いいかもしれない。自分の一部が他人の中で生きてるなんて、面白いかも。って、なんて不謹慎な。
mamazouさんは、偉いですね。普段からそういう心がけができて。
私も昔はそうだったんですが、すぐにその事を忘れてしまう自分が嫌になって「人間なんて、
そんなもの」と思うようになってしまいました。でも、やっぱり新井さんに影響されてるのか
「でも、なんだかんだ言って、人間好き」という、どうしようもない奴です。
では。

凪さん、こんばんは。

>それに、私はレイディ大好きなので、レイディみたいな存在を生み出しちゃいけないとは思う
>んですけど、どうも好奇心の方が勝ってしまう。科学大好きだし。私はきっと、mamazouさん
>にとって好ましくないタイプの人間ですね。

好ましくないことはないですよ。
実際私だってそういう科学の発展の恩恵を受けてるわけだし、遺伝子操作やらクローン
やらに否定的な考えを持っていても具体的に行動してないので凪さんよりたち悪いかも。
唯一自然の真理に外れないように心がけたとすれば妊娠についてでしょうか。
出来なかったら出来ないことを受け入れて治療をしてまでは作りたくないと。
ま、幸い私は大した苦労をせずに子供を授かれたからこんなこと言えるのであって欲し
くても出来なくて治療されてる方には腹立たしい傲慢にうつるでしょうか。

>>ただ、素子さんの小説を読んでなるべくならそういうことは減らそうという気持だけは持っ
>>ているつもりです。
>mamazouさんは、偉いですね。普段からそういう心がけができて。
>私も昔はそうだったんですが、すぐにその事を忘れてしまう自分が嫌になって「人間なんて、
>そんなもの」と思うようになってしまいました。でも、やっぱり新井さんに影響されてるのか
>「でも、なんだかんだ言って、人間好き」という、どうしようもない奴です。

でも、根本的に「人間好き」と思える方が前向きになれて本当はいいのではないでしょ
うか。
私は根本的には「人間不信」なので考えが否定的にばかり偏りがちなので羨ましいです。

では。

mamazou、こんにちは。

いつのまにかツリーがこんなに伸びてしまって、嬉しく思います。

>唯一自然の真理に外れないように心がけたとすれば妊娠についてでしょうか。
>出来なかったら出来ないことを受け入れて治療をしてまでは作りたくないと。
>ま、幸い私は大した苦労をせずに子供を授かれたからこんなこと言えるのであって欲し
>くても出来なくて治療されてる方には腹立たしい傲慢にうつるでしょうか。
そうか、私はお子さんのいらっしゃるような年代の方と話していたんですよね……。
まあ、私とて子供がいてもおかしくはないんですが。……相手がいない。
妊娠については人それぞれですが、私個人としては、生まれてからが重要であって
子供自身が生まれてよかったと思えば、それでいいと思います。私は生まれてよかったですから。

>でも、根本的に「人間好き」と思える方が前向きになれて本当はいいのではないでしょ
>うか。
>私は根本的には「人間不信」なので考えが否定的にばかり偏りがちなので羨ましいです。
前向きになるには、そうしなければならないような過去があるものです。
私の内側には、恐ろしく後ろ向きな自分が潜んでいる。
「人間不信」だって、自分に素直に生きていけるのなら、いいものかもしれませんよ。
変な話になってしまいましたね。すみません。

凪さん、こんにちは。

>いつのまにかツリーがこんなに伸びてしまって、嬉しく思います。

本当ですねー、しかし大分話が脱線してきてしまってるような気が・・・
ま、元々は素子さんの小説から出た話だしいいでしょうかねぇ。

>>でも、根本的に「人間好き」と思える方が前向きになれて本当はいいのではないでしょ
>>うか。
>>私は根本的には「人間不信」なので考えが否定的にばかり偏りがちなので羨ましいです。
>前向きになるには、そうしなければならないような過去があるものです。
>私の内側には、恐ろしく後ろ向きな自分が潜んでいる。
>「人間不信」だって、自分に素直に生きていけるのなら、いいものかもしれませんよ。

凪さんは内側に「後ろ向きな自分」があるから前向きになるのですね。
私も凪さんと同じで「後ろ向き」で「人間不信」になってしまう過去があって、でもそれ
を人には知られたくなくて外側では当り障りにない人間を演じていた時期がありました。
でも、そういう自分を見抜いて支えてくれた人がいたお陰でそういう自分を「これが私だ
どうしようもない」と開き直って外側に出せたのです。
お互い根っこでは多少似ている所があるのかもしれません。
というか、皆多かれ少なかれそうなのでしょうね。

何だかこういう話をしていたら久し振りに「グリーンレクイエム」「緑幻想」を読みたく
なりました。
育児の合間に読み返してみましょう。

ではでは。

mamazouさん、こんにちは。

>凪さんは内側に「後ろ向きな自分」があるから前向きになるのですね。
>私も凪さんと同じで「後ろ向き」で「人間不信」になってしまう過去があって、でもそれ
>を人には知られたくなくて外側では当り障りにない人間を演じていた時期がありました。
>でも、そういう自分を見抜いて支えてくれた人がいたお陰でそういう自分を「これが私だ
>どうしようもない」と開き直って外側に出せたのです。
>お互い根っこでは多少似ている所があるのかもしれません。
>というか、皆多かれ少なかれそうなのでしょうね。
私の場合、新井さんの本を薦めてくれた友人の前（だけ）では、いろんな自分がでます。
「今日、壊れてるねぇ」などと言われてしまいますが、聞いてくれるだけでいいんです。
壊れてる自分も好きなんで、それを否定する訳じゃないんですけど、
今のところ、生きていくためには対人関係って重要なんで、出来るだけ「前向き」です。

>何だかこういう話をしていたら久し振りに「グリーンレクイエム」「緑幻想」を読みたく
>なりました。
>育児の合間に読み返してみましょう。
>
>ではでは。
では、このくらいでこのツリー、終わりにしましょうか。
いろいろ話せて楽しかったです。また、別の話題のときは、よろしくお願いします。

mamazouさんは No.192「Re:はじめまして。」で書きました。
>凪さん初めまして。
>akaponさんお久し振りです。
>mamazouさん、はじめまして。
>
>>でも、新しくファンになった人にも苦労はあるんですねぇ、としみじみ。
>>確かに、本屋で新井素子の小説を見ることってめったになくなりましたから、本を読みた
>>いと思ったら古本屋か図書館に行くしかない、かもしれませんね。
>
>ほんとに、この頃本屋さんで古いのでも素子さんの本を見つけるのは
>とても苦労しますよね。
>コバルトなんてぜーんぜん置いてなくて涙が出ちゃいます。
>こういう状況を見ていると素子さんが一時代前の売れっ子作家のよう
>に扱われているようでとっても悔しいです。
本当にその通り（よくぞ言ってくれました。パチパチ）
血眼でさがしました。
あ、それと、コバルト古い作品でも、新しいものが、ありましたよー。
でも、私が買ってしまったんで、もう、おいてないのかなあ。
旭屋書店というところで、現場に行って、かいました。>
>凪>>これで、印税が入ります。少しばかり、恩返しが出来ました。
>>こんなに健気なファンがいるんだから、新しい小説を早く書き上げてくれないかな
>>あ……。
>
>きっとこうやって本が出ていない間にも素子さんの頭の中では様々な
>キャラクターが新しい話を作っているのでしょうね・・・・
>もうこうなったら直接素子さんの頭の中にアクセスしてお話をダウン
>ロードする手段を本気で考えたくなってきましたね。
>
>とはいっても、そんなこと出来るはずもないですし、ここは一つ古い本
>を読んで我慢しないとしょうがないですねぇ・・・

新井素子さんのファンの方々も私も、苦労してますねえ.....しみじみ...。
ではでは、また。なーなでした。＠＠

mamazouさん、スティーブン・キングの『ミザリー』って読んだことあります？
小説家監禁サイコホラー説でして、交通事故で足を骨折した作家が、その作家が書いたシリーズものの
熱烈なファンである殺人狂のおばさんに監禁され、すでに終了したそのシリーズの続きを書くよう強要
される、というのが粗筋でして、けっこうおもしろいんですよ。
新井素子さんは「ネリマ大好き」の中で、始めは怖かったが途中から「あまりのことに怒り狂ってね、
怖がってるゆとりがなかったのよ」と言ってました。作家にとってはまさに悪夢のような物語なんで
す。

>きっとこうやって本が出ていない間にも素子さんの頭の中では様々な
>キャラクターが新しい話を作っているのでしょうね・・・・
>もうこうなったら直接素子さんの頭の中にアクセスしてお話をダウン
>ロードする手段を本気で考えたくなってきましたね。

で、この発想って「作家を思いっきり私物化する」って点で『ミザリー』にすんげぇ似てる、って思わ
ず笑ってしまいました。
作家の人は嫌がるでしょうが（当然ですね）、いち読者としてはこういう願望って、つきつめるとどう
しても出てくるじゃないですか？
この人が思ってることを全て読んでしまいたい、しかもそれが自分だけのために存在するとしたらどん
なに素晴らしいだろう、って。

それができないから（よかった、俺はまだまともだ）、

>ここは一つ古い本を読んで我慢しないとしょうがないですねぇ・・・

ってなっちゃうんですよね〜。
（空想の世界ならいくらでもそれができる、ってことで、このネタで小説が一本書けそうですね。頭か
ら直接ダウンロードするって、サイバーパンクだなあ・・・。あ、もし書く人がいたら、主人公は新井
素子さんにしないで下さいね。あくまでもフィクションですから）

akaponさん、こんばんは。
 
>mamazouさん、スティーブン・キングの『ミザリー』って読んだことあります？
>新井素子さんは「ネリマ大好き」の中で、始めは怖かったが途中から「あまりのことに怒り狂ってね、
>怖がってるゆとりがなかったのよ」と言ってました。作家にとってはまさに悪夢のような物語なんで
>す。

私、素子さんが「ネリマ大好き」でキングを絶賛していたのでキングを読み始めたんですよ。
最初は「次の素子さんの本が出るまでのつなぎつなぎ」程度のかるーい気持で読み始めたの
ですが今ではすっかりキング毒におかされてしまいました。
ま、そのお陰で素子さんの本を待っていられるのですがね。

>>もうこうなったら直接素子さんの頭の中にアクセスしてお話をダウン
>>ロードする手段を本気で考えたくなってきましたね。
>で、この発想って「作家を思いっきり私物化する」って点で『ミザリー』にすんげぇ似てる、って思わ
>ず笑ってしまいました。

ええっ？そんなに可笑しいですか？？マジなのに！
って、それがいけないんですよねぇ。
あぁ、でも『ミザリー』に似てるってーのは自分では気づかなかったけど図星だけにショック。
いけないファンですかねぇ、やっぱり。

いや、それもこれもさっさと本を書かない素子さんが！
キングを薦めた素子さんが悪いんだぁぁぁぁ！
と、自己弁護しておいて以後不穏当な発言には気をつけます。