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ドリトル先生物語

書籍

• ［著者］ヒュー・ロフティング
• ［出版社］岩波書店、岩波少年文庫、他

登場作品

あとがき：「あたしの中の……」作者あとがき

• 【収録】『あたしの中の……』
• 【ページ】奇想天外社版　P.209

もっとも、私はわりとすぐその気になっちゃう方らしくて、ドリトル先生シリーズを読んだ後は、鳥語を話そうと思って本気で鳥のなき声をノートにとりましたし、ナルニア国物語を読んだ後は、日に何度も洋服だんすをのぞきこんだりしましたけれど。

小説：「雨の降る星　遠い夢」

• 【収録】『星へ行く船』
• 【ページ】222

昔、ドリトル先生シリーズって本を読んだとき、しばらく悩んだものだった。動物と話すことができるドリトル先生。彼は、彼の家の動物たちは、いったい何を食べて生きてゆくんだろう。自分と話すことができる者を、どうして食べられる？

対談：「新井素子」

• 【収録】『和田誠　インタビューまたは対談』
• 【ページ】258

和田　どのへんを小さい時読んだ？

新井　童話で、あり得ない話ってありますでしょ。そういうのがとっても好きだったんですね。ドリトル先生とか。

和田　ＳＦとは言わないけど、言ってみりゃＳＦというか……。

新井　結局、終始一貫あり得ない話が好きなんです。『小公女』とかとっても嫌いだった。

ドリトル先生物語

岩波書店のハードカバー版、少年文庫版とも井伏鱒二訳。

注：ハードカバー版は全12冊。少年文庫版は『ドリトル先生と秘密の湖』が上・下巻に分冊され全13冊となっている。